警視庁心理捜査官 下 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.33
  • (12)
  • (38)
  • (57)
  • (17)
  • (2)
本棚登録 : 410
感想 : 35
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198920166

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 上巻は助走かと思うほどだった。気持ち覗きが長すぎていらいらする。下巻は面白いけど、主人公の「めそっとした」ぶりっこぶりには好感が持てなかった。

  • 後半は一気に先に進みたくなりました。
    結局1日で読んじゃった。

    犯人の犯行の動機とか、始まったときの不気味さを解明していく部分がちょっと弱いかな?って気もしたけど、それをカバーするくらい、展開が面白かった。
    これ、映画化とかされそうなくらい、主人公も周りの人もリアルでキャラが濃いんだけどな~。

  • 2011年80冊目

  • 上巻に引き続き、孤立を深めながら犯人に迫っていく爽子。
    しかしやはり小説としてストイックというか、きっちり丁寧に作り込んでいるけど意外性がなく、少々盛り上がりに欠けるように思われた。
    主人公が有能な女性捜査官、トラウマを持ち、男性社会で孤立し、犯人はシリアルキラー、最後に暴走して危機一髪、という王道な設定そのままな感じで、まあ好みの問題もあるだろうが、ちょっと残念。

  • 下巻ということで後編なのだが、
    前編よりも自分としては好き。
    やはりラストに向けた展開っていうところの方が好みなのか。

    全体としては説明よりも物語中心の文章が多く、
    ものすごく入り込めたし、読みやすかった。

    主人公でもある吉村・藤島のペアは好きなキャラクターの一つ。

  • 第3の被害者まで出て事件は動くが、狡猾な犯人が警察を相手にミスリードしているというプロファイリングは相手にされず、独断捜査であっちこっちぶつかったり傷ついたり・・・

    まぁ、結末は予定調和ということなんでしょうけど、何ともネチッコイねぇ。女性の視点・・・ということでしょうか。

    (2011/2/17)

  • 3.5

  • ハラハラさせて読みやすかっただけに、終わり方には少し残念でした。最後は恋愛で終わるのかー!と。ただ、警察の事情が詳しく書かれていたので、その辺は勉強になりました。

  • 設定に無茶な所はあるけどまあ、きちんと伝えたい事があるような作品だなと思った。
    いいんじゃないでしょうか。
    作者が性別を隠しているのが気になる。

全35件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

岡山県在住。『警視庁心理捜査官』で鮮烈デビュー。この作品は人気TVドラマとしてシリーズ化された。吉村爽子と柳原明日香という女性捜査官二人を主人公とする「心理捜査官シリーズ」は好評を博し、その続篇も読者に熱狂を持って迎えられている。警視庁特殊部隊を描く「六機の特殊シリーズ」も、組織や装備などのリアルな描写と作品内で展開される戦略の緻密さが凄いと評判になり多くの読者を獲得した。この2シリーズで警察小説の書き手として不動の地位を築いたが、近著はなんと時代物! 幕末の世を疾風のように通り過ぎた美少女剣士の物語、『緋色の華 新徴組おんな組士 中沢琴』。新境地を開いたのち、次にいかなる作品を引っ提げて打って出てくるのか、固唾を飲んで待たれている現況である。

「2023年 『交戦規則 ROE 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒崎視音の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×