スクランブル復讐の戦闘機 下 (徳間文庫 な 20-8)

著者 :
  • 徳間書店
3.81
  • (6)
  • (13)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 124
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198929169

作品紹介・あらすじ

日本海最大の浜高原発!襲いかかるミグ・スホーイの混成編隊…!航空自衛隊vs.謎の航空テロ組織、日本の運命をかけた激烈な空中戦が火蓋を切る…!闘え、第六航空団。行け、特別飛行班…!巻末に、月刀慧の少年時代を描いた新作書下しの番外篇を特別に収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本書が上梓された2013年は民主党時代だった尖閣諸島国有化の際も中国の外交団に時の駐中国大使が中国に「国有化を言い出す日本人の国民感情がおかしい」と発言するなど朝鮮半島や中国に土下座外交をしていた時代である。本書は北朝鮮が「アジアの曙」という軍事テロ組織を使って日本の原子力発電所を空爆し、福島のような災害を出来させようと攻撃を仕掛けてくる。日本海上に低空に配置した北朝鮮の大型ヘリコプターから発射される赤外線ホーミングのAA-8ミサイルで小松から駆けつけたF-15が六機落とされる。防衛を司る総体指揮所のレーダー画面には日本海沿の原子力発電所に真っ直ぐ向かうアンノウンの輝点が自衛隊法の抜穴を縫う様に襲いかかる敵に現行法政の厳格な遵守を叫ぶ、監察部長の判断に味方の要撃機を次々と失う。意思を持った集団や国家に攻撃されたら今の法制では防ぎようがないことを夏見氏はデフォルメしながらも世に示した。

  • 上下巻、あっという間に読んでしまった。まだ続くようだが…

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1960年生まれの現役パイロット。その航空戦の描写のリアルさは現役ならではのものがある。迫真の航空アクションには定評があり、ほかの著書に『チェイサー91』や天空の女王蜂』シリーズなど。

「2021年 『スクランブル 蒼穹の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏見正隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×