ゼロの血統: 零戦の天使 (徳間文庫 な 20-15 The Blood of ZERO vol.)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198937614

作品紹介・あらすじ

1937年(昭和12年)。帝国海軍パイロットの鏡龍之介は、密命により、満州国皇女を護り戦乱の上海へ飛んだ。彼が操縦したのは、父が命懸けで設計図を護った新型機・九六式艦上戦闘機――。幾多の危機を乗り越え使命を果たした龍之介は、南京攻略のために新設される第一三航空隊に抜擢される。盟友・漆沢雄一郎少尉との出会い、ある少女への想い。そして困難な作戦。大ヒットシリーズ『スクランブル』に連なる大航空冒険活劇、待望の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 訓練を終えたばかりの主人公・鏡龍之介が
    次の訓練地での任務に着くまでの間に国家・世界をを左右する密使を請けることになる。
    続編に繋がるストーリーをスゥーッと読めてしまう。

  • 一気に読んでしまった。次巻が楽しみ。

  • 鏡龍之介の冒険譚の第2章。上海にて日満英の三国間協定の協議が始まる中、龍之介らは南京にある国民党の本拠地を叩くべく上海に進出する。護衛戦闘機を伴う空爆可能な航続距離に着々と地歩を固める日本軍に対し、南京の国民党もシェンノート大佐に先手攻撃を指示するも傭兵飛行隊を叩くべく先発した龍之介ら少数機の奇襲に遅れを取ってしまう。雨季の曇天の中、南京郊外で繰り広げられる壮絶な空戦は本書の読みどころのひとつ。

  • P321

  • 歴史観が真逆であるが、真実は本当はこちらなのではないか?

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著者プロフィール

1960年生まれの現役パイロット。その航空戦の描写のリアルさは現役ならではのものがある。迫真の航空アクションには定評があり、ほかの著書に『チェイサー91』や天空の女王蜂』シリーズなど。

「2021年 『スクランブル 蒼穹の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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