伊藤一刀斎 下 (徳間文庫 よ 21-2)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939663

作品紹介・あらすじ

剣術家として廻国修行の旅に出た伊藤一刀斎は、京で吉岡一門を退け、天下一の名を上げ己の剣術を「一刀流」と命名。奈良の宝蔵院胤栄、柳生石舟斎と交わり、剣の道を極めて行く中、神子上典膳をみつけ一刀流の後継として鍛えていくことにしたが。弟子にして友である小野善鬼との友情。己の加齢による葛藤。天下一とは何であるのか。剣士としての大悟にいたる歩みを活写する傑作剣豪小説!

感想・レビュー・書評

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  • 剣道八段、一刀流修行者の著者が心を込めて書いたことが伺える。師との縁、善鬼との廻国修行と友情、典膳への流儀承継へと、続く師と弟子の物語。物語の中で、三嶋大社や神社での祈りが剣術を究める一刀斎を高みに導く。

  • 剣豪ファンなら、おすすめ。一刀斎の長編小説なかなかないので、良いかと。

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著者プロフィール

1949年東京都生まれ。東京大学在学中に全日本剣道連盟派遣学生指導員としてフランスに渡り、以後、フランスで剣道指導に携わる。剣道八段、パリ在住。2007年に『侍の翼』でデビュー。他の著書に『青江の太刀』『行くのか武蔵』『武蔵円明の光』『伊藤一刀斎』など。

「2018年 『いのち買うてくれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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