妙ちきりん: 「読楽」時代小説アンソロジー (徳間文庫 と 16-18 徳間時代小説文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198940836

作品紹介・あらすじ

「江戸っちゅうのは、どないなとこなん?」お伊勢参りをする犬のシロは道中、江戸から来た老犬・雪と出会い旅することに。ところが化け物と遭遇し――(「件の夢」小松エメル)佐々木小次郎との仕合、逃げてしまおうか、迷った宮本武蔵。そんな折、身に覚えのない子に名をつけ親になるようせがまれたり――刻限に間に合うのか?(「異聞 巖流島決闘」天野純希)今読んでおきたい時代小説作家が集結!

感想・レビュー・書評

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  • 小松エメル、天野純希、仁木英之、輪渡颯介、毛利亘、乾緑郎の6名の作者が、掲載されているが、初めの読む作者ばかりであった

    時代小説アンソロジーと、表紙に書かれてあったが、内容は、もう一つ、ピンと来ないものが多かった。

    「件の夢」は少し妖怪もの的な感じだが、畠中恵のような柔らかい感じがした。
    「異聞 巌流島決闘」の宮本武蔵の話も、飛躍していて、こんな読み方もあるのか?と、、、、

    それぞれ、個性あふれる、小説であったが、私には、普通の時代小説の方が、すんなり読めそうであった。

  • 「読楽」のアンソロジーの第4弾は時代小説のアンソロジー。しかも、いずれも一風変わった個性的な時代小説ばかりで、些か物足りなさを感じた。

    小松エメル『件の夢 ーシロの伊勢道中』。珍しい、というか初めて読んだ犬が主人公の時代小説。

    天野純希『異聞 巌流島決闘』。宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の真相や如何に。

    他に仁木英之『魔王の子、鬼の娘』、輪渡颯介『あけずのくらの』、毛利亘宏『妖刀・籠釣瓶』、乾緑郎『隠神刑部』を収録。

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