決戦! 日本海上空 上: スクランブル (徳間文庫 な 20-19)

著者 :
  • 徳間書店
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 42
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941765

作品紹介・あらすじ

「これから〈作戦〉の説明をする」。米軍機F22との模擬格闘訓練を終えたばかりの自衛隊のパイロットに向けて語られるアメリカ空軍からの指令。それは「亜細亜のあけぼの」と自称するテロリスト〈牙〉にまつわるものだった。日本をテロの恐怖に陥れ、ベトナム編隊を全滅させ、護衛のアメリカ空軍を手玉にとった因縁の相手〈牙〉との対決の刻、迫る。大好評スクランブルシリーズ最新刊!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3.0
    これも、下巻に続く前フリですね。
    この作者はこういうパターンが好きなのか、上巻は薄くて下巻が異常に厚い、、バランス悪いですね。

  • 相変わらずグイグイ引き込まれてしまう。最初の方よりも上手になってる気がする。変にカリカチュアされたキャラクターが出てこなくなった。

  • 夏見氏のスクランブルシリーズで登場人物も顔馴染みの安定感。アジアの曙も仇役として健在である。前作で突然F-22が小松に飛来し、漆崎と鏡のいる206航空隊と模擬空戦をおこなったが、本作の前段となっている。前々作、フェアリー環礁でフルボッコにされたアメリカ空軍がアジアの曙との実戦経験がある206航空隊とアジアの曙との排除のため作戦を始動させるという設定なので夏見氏の構想も大掛かりになってきた。その、対戦経験がある206航空隊と合同でアジアの曙の掃討作戦、いよいよ集大成か。本作にもポリティカルイシューが織り込まれており、韓国の慰安婦問題とベトナム戦争における韓国部隊の虐殺と慰安婦をぶつけている。これだけでも十分破壊力がある。後編に期待。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1960年生まれの現役パイロット。その航空戦の描写のリアルさは現役ならではのものがある。迫真の航空アクションには定評があり、ほかの著書に『チェイサー91』や天空の女王蜂』シリーズなど。

「2021年 『スクランブル 蒼穹の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

夏見正隆の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×