雪桜: 牧之瀬准教授の江戸ミステリ (徳間文庫 ふ 35-2)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941789

作品紹介・あらすじ

警官生活も5年目に突入、刑事課に転属となったばかりの寺師真衣は、いまだ解決していない殺人事件の書類整理を命じられていた。膨大な資料に唖然とする真衣だったが、偶然見つけた走り書きが気になり、勝手に捜査を開始。しかし辿り着いたのは古文書だった!? 困り果てた真衣は学生時代の恩師に解読を相談、中都大学史学部の牧之瀬聡真准教授を紹介されたのだが……。一風変わった牧之瀬と新米刑事・真衣のコンビが走る! 書下しミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • まぁ可もなく不可もなく、ハラハラもなくドキドキもない。お嬢さん刑事が江戸時代に起こった事件と今起こった事件を織り交ぜながら大学の准教授と解決していく話。事件の背景は最後に一気にまとまってるので、よくわからんかった。そんな事で2人も殺っちゃう?って思うけど。

  •  未解決事件の書類整理の最中に、見つかった古文書。そこから事件解決。

     教授に助けられて、捜査をしていきます。よくありますね、そういうの。

     

  • 江戸ミステリといっても時代物じゃなく、史学科准教授が古文書解読で殺人事件の捜査に協力する話だった。古文書の内容に興味が持てなかったので全体的に面白味を感じなかった。

  • 丁寧に作られているとは思うけど全てが地味。事件も引き込まれないし、登場人物も嫌な感じはしなかったけど特別魅力的に思えず。良い意味で癖がなくて読みやすいのかもしれないけど色々と物足りなかった。

  • 江戸の町で起きた猟奇殺人を追いかけていく過程は面白かった。ただ現代のほうで起きている殺人事件の線が、ちょっと弱い気がする。

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著者プロフィール

1977年、愛媛県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒業。2003年『AHAPPYLUCKYMAN』で光文社よりデビュー。ミステリー、青春小説、コメディなどさまざまなジャンルの作品を執筆。近刊に『夏色ジャンクション』(実業之日本社)、『春の駒 鷺澤家四季』(東京創元社)などがある。

「2016年 『雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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