ヒット・エンド・ラン (徳間文庫 ひ 36-1)

著者 : 広谷鏡子

• 徳間書店 (2018年8月2日発売)

作品紹介・あらすじ

瀬戸内海を望む香川県丸亀市。野球をこよなく愛する桂子は、クラスメイトのざっきゃんに誘われ、野球部の女子マネになる。目指すはもちろん甲子園！　夏の県予選は準決勝で負けたけど、秋の大会に向けて再び練習に励む。そんな時、野球と同じくらい大好きなレッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジ似の河崎くんに出会った桂子は……。甘酸っぱくてちょっとほろ苦い青春物語。

感想・レビュー・書評

[kulibmdさんの感想 · 2024年3月6日]

2階書架 : 913.6/HIR : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410167623

[seasideparadiseさんの感想 · 2018年9月23日]

実は作者さんを知っているので、新刊が出ると必ず読んでいる。知っている分だけ、こんな懐の広い人だったのかと改めてビックリ。もっと大人の人間模様の小説ばかりだったので、高校生の話をこんな瑞々しく描写されていて、すごく新鮮だった。

著者プロフィール

1960年香川県丸亀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。95年『不随の家』で第19回すばる文学賞受賞。97年『げつようびのこども』で第118回芥川賞候補となる。その他の著書に『恋する文楽』『花狂い』『湘南シェアハウス』『シャッター通りに陽が昇る』などがある。2011年から丸亀観光大使。

「2018年 『ヒット・エンド・ラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」