- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198947286
作品紹介・あらすじ
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「脳科学捜査官 真田夏希」の著者、
待望の新シリーズ!
警察小説の旗手による
まったく新しい
「旅情ミステリー」の誕生!
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旅から旅へ全国をさすらい
地方警察の不正を糺す――
人呼んで、ノマド調査官
雄大な自然、極上のご当地グルメ、
心身を癒す温泉。
夏の網走を堪能しているかに見える
朝倉真冬だが、彼女には
裏の顔があった。
全国都道府県警の問題点を探れ――。
警察庁長官官房審議官の
密命を帯びた「地方特別調査官」なのだ。
真冬は、旅行系ルポライターを偽り
網走に飛んだ。
調査するのは、
網走中央署捜査本部の不正疑惑。
一年前に起きた
女性写真家殺人事件に関し
不審な点が見られるという。
取材を装いながら組織の闇に
近づいていく真冬だったが――。
感想・レビュー・書評
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警察庁のキャリアがライターと名乗って、過去の事件と警察署の不正を調査するというシリーズ。
現在進行形で事件が起きているわけではないので、全体的にスローペースですが、2/3程度進んだ後は展開が早かったです。
網走は全くと言って知らないところですが、自然や料理の描写がとても多く、旅情を感じさせます。
旅慣れしている様子で、現地の協力者もすぐに得ているので、テンポもよく楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅慣れた女性と警察キャリアというギャップがいい。主人公は全国各地に知古がいそうな感じですね。
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<ストーリー> ☆☆★★★
新しい旅情ミステリーなのかなと。ただ殺人事件と書いてある為、ミステリー色が強いかなと思いきや、網走観光がメイン。結構肩透かし感が否めない。
<登場人物> ☆☆★★★
10人弱。個別ごとのキャラクターに印象的なところが余りない。警察が多いので階級にこだわり、マウントを取ってくるところが相変わらず多い。仕方がないのかもしれないが。
<表紙、描写、ボリュームなど> ☆☆☆☆★
ボリュームは約350ページ。本を読みながら、旅行や網走関連を知りたいと思うなら、かなりおすすめ。結構、網走に関して調べたのかな。なぜこういう書き方をするかと言うと、自分自身が網走に住んでいたからで、なんなら文章に出てくる大学のOBである笑
後、個人的に表紙が気に入っている。
<今後の展開> ☆☆☆★★
現時点で当本を含め、5冊が出ている。旅行気分になったら読みたいなというノリ程度。
<値段> ☆☆☆☆★
中古として購入。450円。もう少し安くても良かったかなと思う。 -
読みやすくて面白かったー!
真冬の仕事、プライベート、人となりなど全てしっくりきてノンストレス。一気読みでした。
そして何より風景描写が素敵で風景がクリアに頭に浮かぶ。あとは出てくるご飯が美味しそうで終始飯テロ! -
網走で起こった事件
キャリア警視が旅行系ルポライターと偽って現地へ
本命は捜査本部の不正疑惑
いかに解決できるか?
網走近辺の野生動物や野草も描かれていて素敵 -
展開の仕方がスローで中々話が進んでいかないので、個人的にはそこまで好みの作品ではありません。脳科学捜査官シリーズの方が面白いかな。
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本日発売の鳴神先生の新シリーズ
「旅情+警察」を謳うだけあって、第1作は、網走の美しい自然と旅情がたっぷり
警察庁警視が身分を秘して地方警察の不正を暴くところは、水戸黄門的な快感
しかも、真冬は、ある特殊能力まで備えている
これは、面白いシリーズになりそうです