はじめてのひと (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007859

作品紹介・あらすじ

10歳の時に家族を亡くし、15歳年上の叔父・千葉靖之に引き取られた里久。
5年後、千葉の柔らかな愛情に包まれて仲睦まじく暮らしていたある日、
里久は千葉への愛情が恋愛感情だと気づいてしまう。
幼い愛情を必死にぶつける里久だけど、避けられ、拒絶されて、訪れる別れのとき――。
8年後、誰のことも好きになれずにいた里久は、偶然千葉と再会してしまい!?

感想・レビュー・書評

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  • イラスト買い。三木さんのスピンはどこにありますか…

  • 叔父×甥、年の差、7年後、再会愛。この2人、思い込みと思考回路のズレっぷりが半端ない。さすが身内。しかしラストシーンの件で、三木への一言があっても良かったのでは?長年のオブザーバーなだけに、触れないまま終わるのは不自然な気がします。

  • 交通事故で祖父母と両親をいっぺんに失くしてしまった里久。母の弟である千葉に引き取られる。唯一無二の家族として里久を大切にしてくれるやさしい千葉への想いはいつしか恋愛感情へと変わっていく。
    駆け引きなど何も知らず真っ直ぐに気持ちをぶつける里久に、けれど千葉が応えることはなかった。
    大切な家族だから、と徹底的に里久を拒む千葉。深く傷ついて千葉と決別したのは15の春だった。
    7年後、医大生になった里久は美しく成長した。けれどその瞳には誰も映らなかった。誰のことも好きにならない。しょせん身体だけ。ただゲームみたいな恋愛を楽しむだけ。長続きなんてしない。こんな不毛な付き合いに終止符を打とうと思った矢先に、里久の前に現れたのは同じ医大で研究員をしている東江。大人で紳士的で優しい東江に里久は今度こそ前に踏み出せるかもしれないと思った。
    けれど、東江と真剣交際を始めた里久は東江のビジネスパートナーである千葉と再会してしまう。
    もう昔の子供のままの自分ではないと思っていたのに、千葉の前に出れば何もかも巻き戻したように蘇ってしまう。どんなに意地を張ってみても、千葉を忘れる事なんてできなかった。
    こんな想いを抱いたまま東江との関係を続けることはできないと別れを切り出した途端、東江が豹変する。
    プライドを傷つけられたと暴力で里久を支配しようとする。東江の仕打ちに酷く傷つきながらも、これまでの自分への罰なのだと受け入れてしまう里久。
    里久の異変に気付き、今になって里久を守ろうと手を差しのべてくる千葉。そんな千葉の気持ちを里久は今さら信じられない。この爛れた関係に千葉を巻き込むまいとわざと露悪的に振る舞う里久に、なりふり構わず追いすがる千葉。
    最終的には里久は捨て身の千葉に守られ、7年越しに仲直りの大団円。
    なんだろ…まだ精神的に幼い里久を大事だから故に徹底的に拒むのはわからなくないんだけど、その後遺症でとんだすれっからしになっちゃった里久がちょっと不憫。
    結果的には覚悟を決めた千葉だけど、その決断はもっと早くても良かったんじゃないかな…
    悪友経由で里久の日常は知ってたんだろうから、恋に真剣になれないビッチになっちゃったって分かった時点でさ。

  • 大好物のすれちがいもの。今回はそれに輪をかけて萌える年の差LOVE!
    さらに誤解が誤解を招き、互いを傷つけあう二人とか…!
    修羅場大好きィ!!!w
    これでもかというほど私のストライクゾーンを抉るように攻められましたw

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