旦那様の通い婚 (キャラ文庫 か 7-3)

著者 :
  • 徳間書店
3.22
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本棚登録 : 69
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199008399

作品紹介・あらすじ

白河鈴音は、白河財閥の跡取り。幼いときに両親に先立たれ、祖父の元で大切に育てられた。ある日、こっそり覗きに行った屋敷のパーティで、優しく男前の東悟に目を奪われ、鈴音は淡い憧れを抱くようになる。そのことを知った祖父は、取引相手である東悟に鈴音との結婚を勧め、とんとん拍子に結婚が決まった。鈴音は嬉しさに舞い上がっていたけれど、東悟が祖父との取引によって自分と結婚してくれたことを知り、ショックをうけ屋敷を飛び出して――!?

感想・レビュー・書評

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  • 最初両片思いなのは後半わかるんだけど、それにしても攻やその周りの人達の受への仕打ちや言葉が酷い。受も世間知らずで甘ちゃんだけどそこは自分でどうにかしようと受は受なりに行動しようとしたり、実際攻の元から離れたりして成長するので私的には攻に非があったと思う。あんまり攻が反省したように見えないのはちょっと残念だったかなぁ。攻は最初から何も出来ないと決め付けてただのお飾りの存在として受を側に置いていたけど結局最後はちゃんと攻の仕事をしっかり手伝えていた描写があったので決めつけて受に何もさせなかったこと等もう少し後悔とかして欲しかったかも。
    ただ、この作品攻の秘書が結構受のことを心配してくれているのでそこは良かった。この手のパターンで攻の身近の人間は言葉で思いやったこと言ったりしてみせても結局は攻の味方なことが多いので。

  • すでに結婚済み。お飾りで、お人形のような嫁が自立していく。あんまり通ってないよ夫。★3.5

  • 鈴音の健気さといじらしさがたまらなくツボだった!すごい良かった〜!読み終わってみると、ほんとただの夫婦喧嘩って感じ(笑)お互いちゃんと言葉にして伝えてたらこんなに拗れなかったのに。家出した妻が農業をするっていうのも新鮮で面白かった〜。フジさんはじめ、鈴音の周りの人がみんな良い人たちばっかりなのもほっこり。

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