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- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008603
作品紹介・あらすじ
「先生の本を読んで、編集者になると決めたんです」心酔する大人気作家・樫谷真一に、原稿依頼をした弱小出版社の旭。けれど気難しいと噂の樫谷は、「あなたの会社で書く気はない」と手厳しく拒絶!! 機嫌を損ねたと落ち込んでいたある日、突然樫谷から呼び出しが!? 真意がわからず戸惑う旭を、探るような醒めた目で見つめた樫谷は、「原稿がほしいなら、俺をその気にさせろ」と挑発的に告げて!?
感想・レビュー・書評
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尊敬している作家である樫谷とやり取りをするようになった旭。そんな旭の鈍感さが面白い。自分の気持ちにさえ、中々気がつかないのだから。その鈍感さが原因のすれ違いはもどかしいけれど、心から自分の本を愛してくれている旭は、樫谷にとって大きな存在だったのだろうと思う。旭の不器用さを見ると、嘘をつかれる心配もないし。樫谷の不器用さも旭の鈍感さも変わらないと思うから、ちゃんと話すことが大切になりそうな2人だった。
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