- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008917
作品紹介・あらすじ
好きな人ができたら、絶対俺に報告しないとダメだよ――二つ年上の幼なじみ・豊加に、言い聞かされて育った充映。生後半年に離乳食を与えられた時から、豊加に過保護に可愛がられてきた。「みつのはじめては全部俺のもの。だからこわがらないで」と囁かれ、精通まで手伝われてしまう!! これはやりすぎかも――充映が動揺した矢先、豊加の目前で、ふざけた友人にはじめてのキスを奪われて!?
感想・レビュー・書評
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執着攻×わがまま女王様(と、思い込んでる)の幼なじみもの。
20年超にわたる、ながーーいクロニクルでした。
受が、自分でわがまま、女王様と思ってますが、実際は家族思いの優しくて素直ないい子で、読んでてとても好感持てます。
個人的には、受を諦めたい一心で攻が彼女作って、みたいな下りがあってもいーんではと思ってしまった(笑)
次回は、とってもいい友人だった、唯人のお話よみたいです!
川琴ゆい華先生のお話はこうゆうながーーい両片想いが多いですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
離乳食から始まった『はじめて厨』の腹黒執着攻×女王様のつもりの受。20年超の恋のクロニクル、幼なじみものです。
離乳食からってのが面白いのですが、Cielセンセの美麗でめちゃカワなイラストで和みます!ほんと、きれいでかわいい~
豊加はビジュアルとてもイケメンなのですが、みつ限定の「初めて厨」でかなりのHENTAI度でしたw
可愛さ余っての、独占欲が高じたHENTAIですね~!アホらしさもMAXです。そして、みつ姫に忠誠を誓う騎士のような存在でもあり。
みつはそんな豊加をウザがらずに、意外にナチュラルに幼馴染みの仲良しとして慕ってるのが微笑ましかったです。
あまりに小さい時から蒐集されてたからかな?
誤解から仲違いして、やっと自分の気持ちを自覚したみつの変化がかわいかったです。きっと豊加も知らん顔で実はキュンキュンしていたに違いない…
幼なじみで♂同士のラブだからこそ、どこまでが友情でどこからが恋愛なのか見極めが難しいですよね~
プラス、豊加には独占欲とフェチのせいでさらに見分けがつきにくい…(笑)
でも、最終的にみつの愛を勝ち取っちゃったのはすごいです。策士というよりは、ブレのなさが感じられました。
紆余曲折、誤解やすれ違いありながらも、長年かけて幼なじみから恋人へと変化していく姿がじっくり描かれていてよかったです。
エロ的にも、どっちがどっち⁉でもめるところにキュンとしてしまいました。この、いざという時のあるある的な感じがツボで。
そして、もめた後に互いにこだわりを捨てるところに、めちゃくちゃ愛を感じました。