ロリータ℃の素敵な冒険 (徳間デュアル文庫 お 1-4)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199051562

感想・レビュー・書評

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  •  ロリータ℃という永遠少女がすごく好きです。
     無邪気で残酷なおんなのこ

  • 西園伸二がてんこ盛り。
    こんな性格なのか!とビックリしましたが、やっぱ格好いいもんはかっこいいよ!

  • 20年ぶりくらいにサイコ関連の書籍を読み直している。ゼロ年代文学的な文章が肌にあってするする読めてしまうのでそのことがちょっと怖い。
    大江公彦が「彼」をモデルにしていることに、この話でようやく気がついた。

  • 【25】
    ひさしぶりに読んだ。
    小説のサイコシリーズ好き。
    オチは、なんだコレ、とも思うけど。

  • 「父親はどうしたんだい? 今も愛人をはらませ続けているのかい?」
    「自殺しました」
    「それは良かった」
     他人に迷惑をかける人間が自ら死ぬことは唯一そいつにできる正しいことだというのが西園伸二の信条なので、心からそう言った。

    このセリフが、妙に残って仕方がない。
    ℃が羨ましいよ。

  • 批評小説という感じか

  • 少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前?誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある?これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二―時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ…」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか?小説版『多重人格探偵サイコ』三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で掲載された幻の第一作、初の文庫化。

    漫画のアナザーストーリーと考えるもよし。ロリータ℃=伊園美和と考えてもよし。俺は前者であり後者であると考えていますが。
    麒麟がいいキャラになってます。

  • 保管中。

  • 犬彦でたー!出るとは思ってなかったので嬉しい!ロリータ℃がメインかと思ってたけど、最後は麒麟で締め。また世代ネタです。いつもの如く。

  • 「うん。でも死んだからって会えないわけじゃないだろう」―――本文より抜粋

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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