カルバニア物語1 (Charaコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784199600029

感想・レビュー・書評

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  • よそもの(エトランジェ)と生きるーイランの台所小説から………鵜戸 聡(図書 2021年5月号)
    https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b581875.html

    カルバニア物語① - 徳間書店
    https://www.tokuma.jp/smp/book/b503754.html

    ※現在19巻刊行済、夏頃20巻が出るらしい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「キリスト教徒であるアルメニア系イラン人の女性作家ゾヤ・ピールザードの短篇を集めた『復活祭前日』が、このたび大同生命国際文化基金の「アジアの...
      「キリスト教徒であるアルメニア系イラン人の女性作家ゾヤ・ピールザードの短篇を集めた『復活祭前日』が、このたび大同生命国際文化基金の「アジアの現代文芸」シリーズの一冊として邦訳されたのである。」

      翻訳出版|事業紹介 | 公益財団法人大同生命国際文化基金
      http://www.daido-life-fd.or.jp/business/publication/
      2021/05/07
  • 大好きなシリーズです
    ほのぼの王室コメディー
    ……と思いきや、結構シビアな話も中にはあります。
    これは一巻ですので、まだまだ年若いタニアがカルバニア国初の女王となり、隣国に留学していた乳兄弟のエキュー(ドレスが苦手で男装している。ガサツな麗人)が帰国したところから話が始まります。回を重ねるにつれて一風変わった登場人物が増えていくので、ぜひ続きも読んでいただきたいです

  • カルバニア王国で暮らす人々のかろやかなマンガ。

    どうしようもなくやるせない現実もありつつの、それを個々飲み込んで処理し軽やかに生きてるキャラクターがみんなかわいい。
    誰も悪くないのに苦しんでたり、ちょっとした考え方の違いだったり。どれも少しだけ救いがあってなかなかいい感じに進みそうだなって思えるのがステキ。

    なんだかんだ言って王冠を返すつもりなんてさらさらないタニアに大変ときめきます。かっこいいな、女王様。

  • ***未処理***

  • 実は最新刊で1回レビュー書いてるんですが、昨日のレビューから女帝繋がりでもう一度。
    こちらも父親の死によって帝位につかざるをえなかった女王タニア。
    パレスメイヂの彰子さんと共通するのは、帝位とか人の上に立つのに大事なのは、男女の性別ではなく、誠実さと、人を大事に思う気持ちと、そこに惹きつけられて、支えていく周囲の人に恵まれるか、ってことなのかと思わされることです。
    とにかくこのマンガは泣き笑いしながら読めちゃいますが、サラッと、とても深いことも問いかけてきます。まだ読んでない方は男女問わずぜひ一読を!
    【効能】泣けて笑えて考えさせられます。
    【副作用】恋人たちのゴンドラに乗ってみたくなります。

  • 【KU】タイトルは知ってたけど未読だったコミック。1話、あるいは上下の2話単位で読める噺なのね。エキューはどんな殿方を婿に迎えるのかな?

  • 14/12/6 第3巻まで読了。女の子であるがゆえのジレンマ、男の子であるがゆえのジレンマ。なんかすごく分かるな~って思いました。最後のあとがきマンガ見て、あ、この作家さん知ってる!と気づきました。どこぞの猫マンガで読んだことあるはず。。。

  • こちらが第1巻。カルバニア王国の女王タニアと女公爵エキューが、いろいろな問題に立ち向かうという西洋風のファンタジー。エキューの性格も特技も服装も男勝りで、タカラヅカ的な要素を含んでいることから、ニッチな需要をガッチリ掴んでいる。20年間、のんびり描いていても読者に忘れられない秘訣は、この辺にあるのだと思う。キャラコミックスで15巻まで発売中。

  • 第1〜8話+短編「プリンセストーキング」収録。若くして女王になった「タニア・カルバニア」と、究極の貧乳である男装の麗人・公爵家の一人娘「エキュー・タンタロット」のドタバタコメディ。
    『チキタ☆GUGU』でファンになったのでこちらも購入。二人とも好きですが、特にエキューが良い。あのサッパリとした性格が素敵(。・ω・。)3話の、エキューに踊らされたダグラスが可哀相(笑)野望を抱いた翌日にアッサリと粉々に砕かれ、さらにドレス姿で出かける羽目に…しかも似合ってるし(笑)7〜8話の親子問題も解決して良かった♪
    (各話タイトル)
    1話「カルバニアン・クイーン」 2話「フランシーヌの場合」 3話「カエル色のダグラス」 4話「女王陛下のやんごとなきストレス」 5話「永遠のエヴァ」 6話「バスクの野望」 7・8話「バスクの息子達」前後篇

  • このほわほわーっとファンタジーしてる雰囲気が好き。小さいときに絵本で読んだ「どっかとおい国のおはなし」っていうあのイメージそのまんまで、それ以上難しいことなど考えなくて良いのです。うーん、ありがたい。

    権力者の娘が男に混じって男勝りに育って、年頃になっても女らしい趣味なんか持たずに男装なんかして男にも女にもモテちゃって更にはお姫様と仲良しっていうのは皆がだいすきな少女漫画の設定ですね。DNAに刻まれてるからね、しょうがない、そりゃすきになるわ・・・。

    王族や貴族の娘や城で働くさまざまなひとたち、またはカルバニア内外に住む平民のお話まで・・・色んな人物たちが主役になって登場するから回を増すごとにどんどんすきな登場人物が増えていくのが楽しい。彼らが時々画面の端っこにでも再登場ととても嬉しくなってしまう。

    使われる言葉も可愛いんだよなあ。「めろめろ」とか「ざぶざぶ」とか男装のキレーなお姉さんが使ってるの、すきになっちゃうよね。

  • 絵柄が好み。
    ストーリーは行き当たりばったりに考えていると作者は言っているが、世界観はしっかり安定している。
    可愛い絵柄だが、登場人物の残酷さがなかなかえげつない。

    今のところ13巻まで

  • 既刊1〜13巻、読了。

  • 現在13巻まで

  • 舞台は中世欧州のような架空の国。
    王位継承を男性のみに認めていた国に、
    女王が誕生し、時代や慣習を変えていくお話。
    女王の恋愛・結婚、女性侯爵の誕生など、
    現代の日本とは違うので
    「男らしく」「女らしく」と教育されるも、
    疑問を持って変えていく。
    男女差って何なのでしょうか?と考えさせられます。(L)

  • おがきちかさんが紹介されてて読んだまんが。既刊12冊、大人買いだ!
    すごくすごく面白いです。かわいくて笑えてちょっとほろりとくる。ランドリオール好きな人は好きだわこれは。
    女の子で、むかしドレスのお姫様を落書きしてた人は多いんじゃないかと思うんですが、その延長みたいな世界なんですが、物語は意外と社会派だったり。血縁を重視する貴族の滑稽さとか、女性の社会進出の困難さとか。ファンタジーって案外シビアな現実を描いているものが多いんだよね。
    エキューなんか見てると、自分の心のままに生きることを堂々と宣言できるってことがどれほど稀有かと思っちゃう。

  • 男性にはちょっと手に取りにくいかもですが
    強力におすすめいたします。

    カルバニアという国の女王タニアと公爵令嬢エキュー、
    おおむねその二人を中心とした物語。
    現在も連載中で物語は失速することなく紡がれております。

    TONOさんの表現・考え方はとても好きです。

  • エキューが好きすぎて。あんな子が奥様に収まるわけはなく、ライアンの気苦労は絶えないんだろうなあ。

  • とても面白い。どのキャラクターもとても魅力的です。

  • おもしろそうだったので買ってみました。
    物語自体は一話一話で完結してて読みやすかった。
    エキューいいです。

  • いつまでも、いつでも、好きなお話です。

  • ジェンダーについて、すごく共感できる描かれ方をしてます。
    気負いすぎず、ファンタジーなのに現代的でもある感じ。
    男性にも読んでほしい漫画です。

  • このマンガ・・・すごくマイナーなんだが、めちゃくちゃ面白い。
    カルバニアっちゅう、仮想の国のお話。
    笑えるし、ほろっとくるとこあるし。良いお話です。
    正直、絵はそんなに良くない。
    よくマンガを借りる友だちに、私なら気に入るはずとごり押しされ疑心暗鬼で借りたもの。
    友のカンは当たり、巻が進むにつれどんどんハマッていってしまいました。
    姉ちゃんも大好きで続きは出ないのかと聞かれるほど。
    先日1巻が105円で売っているのを見つけついつい購入してしまいました。

  • キャラもストーリーも秀逸。泣けて笑えて言う事なし。

  • 台詞回しが凄く好み。

  • カルバニアはすごくオススメのシリーズ。巻を追う毎に面白くなる。かわいくてリアルでコワイ。

  • うら若い女王陛下タニア&その乳兄弟の次期女公爵エキューが主人公の王室コメディ。
    可愛い絵柄にところどころ混ざってるブラックジョークが病みつきになります。
    ただ、一部BL要素が入ってる(主にギャグとして。あと、同性愛な貴族が出てきたりする)ので、そういうのを全く受け付けない人には残念ながらオススメできません。

  • エキューの自由で強い毎日が輝いてて好き。時々躓くのも好き。

  • 単なる少女漫画とあなどるなかれ。 人が人と関わって生きると言うことは、マンガのように美しくご都合主義に進むわけでもない。 人を殺してでも生きなきゃいけないことだってある。 ほのぼのとしている絵と、ちょっとのんきなエピソードを書きながら、ものすごくリアル。

  • 男装の麗人である公爵家の主人公の痛快ロイヤルコメディー。絵は好き嫌い別れると思いますが、巻を読み進めるほどに、作者のストーリーセンスに引き込まれるハズです。言葉の選び方やコマ割りのセンスが抜群。お勧めのシリーズです。ホモねた多いですが、主人公はいたってノーマルですよー

  • エキューかわいい。タニアのドレスのデザインもかわいすぎる。

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著者プロフィール

イラストレーター。優しくファンタジックな作風で国内外を問わず多くの支持を集めている。数多く描いてきたモチーフは、少女、動物、森など。童話のような世界観を得意としている。

「2020年 『Half moon tono作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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