アンバランスなネオンサイン (キャラコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
3.50
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本棚登録 : 147
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199605369

感想・レビュー・書評

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  • 仲間から「アイツお前の事好きみたいだぞ」 と言われ 、そこから相手の事が気になり1年かけて自分の気持ちを育ててしまったライゴ… その様子がしっかりと描かれていてとても良かった…。ウソだとわかっていてももう自分の気持ちを捨てる事も殺す事もできない。告白した後の電車のシーンは切なかった…。続きが見たいような気がします。

  • 2014/11/06
    【好き】「ネオンはお前のことが好きらしいぜ」とバンドのメンバーから言われた雷悟(らいご)は、ネオンを意識して気付けば好きになっていた。 告白するつもりで「俺のことまだ好きか?」とネオンに聞いてみれば…メンバーがついた嘘だったことが発覚。 それでも雷悟はネオンのことを諦められずでも好きとも言えず日々が過ぎていくが、ふとしたきっかけで雷悟は告白してしまいバンドを抜ける抜けないの大騒ぎに発展する。 些細な悲喜こもごもと心の機微が丁寧に描かれていて物語に引き込まれるんだけど…結局、雷悟のは恋だけどネオンのは人類皆兄弟的な愛?家族愛?みたいな感じで終了なのかな? 二人の関係はこのままなのか進むのか?気になるがバンドだとこういう関係もあるのかなー?とか納得したようなしないような。

  • バンドもの。
    なんなの、このあやふやな終わり方は…

  • 表紙の絵を見て気になっている作品でした。他の京山先生の作品を読んでいたので、ちょっと期待しちゃっていたのですが…

    バンド仲間の些細な冗談?から始まる。バンドの危機?というほどの危機でもなく、さらっと読めました。私はケイちゃんが好きかな?ちょっとしか出てこないけど

  • バンドもの

    久々にやられた。
    途中、泣いたし、胸キュンもしたけど
    ここまで書いといて
    グレーエンドはいかんだろう?
    いや、そういうのもありな世界なのかもしれないけどもっ
    なんか梯子を急に外された感じ

    愛してるって、そういう意味?
    なんだよ
    何言ってんだよ
    相手の好きって気持ちを宙ぶらりんにしてる、酷いよ

    レビュー良かったから期待しまくってたんだけどなぁ
    何がバンドみんな仲が良くていい?
    ふざけんな、といいたい
    雷悟の気持ち生殺しじゃないかっ
    そこは可哀想じゃないのか?
    皆ネオンが振り向いてくれるって信じてるからか〜?

    あとがきの方でもニヤニヤと誤魔化してる感じで、苦手だ
    他の野球部のお話とかにしといたら良かったかなぁ
    でも、しばらくはこの作家さんの本は買わない、買えない。
    絵も苦手。
    目線くらいちゃんと合わせて書いて欲しい。
    マジでトラウマになった。

    私には向いてないお話でした。

  • 嘘から始まった雷悟のトンチキな片思いに笑って泣きました。
    京山さんの描く変態は大好きですが、一見まともそうな雷悟の行動に片鱗が見えておもしろい。
    本編はニアBL止まりです。この後も読みたい。というかもっと京山さんに書いてほしい寡作すぎる。
    雷と保の同人誌に笑った。

  • バンドの仲間たちといつも一緒で、音楽や夢や恋がにぎやかにあふれかえって、というのがリアル感たっぷりに描かれていて引き込まれました。
    超有名ビジュアル系バンドBLとかじゃなくて、売り出し中のマイナーバンドなのがすごくいい。

    エイプリルフールの嘘を1年間信じていて、そのせいで自分も相手を好きになっちゃったという、なんだかジタバタしたくなるくらい恥ずかしすぎな話!
    でも、こういう勘違いって他人事とは思えず、雷悟の気持ちを考えるとたまらなくなってしまいました。
    意識しまくって気をつかって、告られたらどうしようとかカッコよくあらねばとか、あれこれ考えるうちにいつの間にか自分も告白しようと思うまで好きになっていてバラ色だったのに、一瞬にしてマヌケな存在になってしまった雷悟。コミカルに描いてあるから笑えるんだけど、真面目に信じていたことを思えば切なくて切なくて。
    しかし、それが元で良い曲が次々と生まれちゃってるわけだから、勘違いも無駄じゃなかった、というのがいいですよね。コードつきの歌!

    音温も決して馬鹿にした態度をとらないところが、安堵させます。音温が雷悟に対して抱いているのは多分友情だと思うけど、そこには特別なものがあるんですよね。男同士の友情には、独特な濃い気持ちを感じさせます。
    読んでて何度も悶えまくりました…
    エロとかいろいろお約束の展開がないんですが、それでもザ・BLと言い切れるストーリーです。Hなしでも萌えるし、納得できるんですよ、ほんとに。
    見逃しがちな萌えどころをしっかり押さえてる。

    難を言えば、絵がちょっとザツかな…というところ。このラフさが持ち味かもしれないですが、もう少しきれいだったらな~と思いました。

  • とにかく甘酸っぱい。
    セックスもなければキスもない。ただただ甘酸っぱい青春ストーリーでした。
    初めましてな作者さんでしたが、良かった!
    恋に悩む男の人が可愛くて可愛くてしょうがないです。最後は結局どうなの?どうなの? と、少しもやっとしたりもしますが、この作品の流れ的にはこれが一番の落とし所だったんだろうなって思います。
    読後感もさっぱりしていて良い本を読んだなー甘酸っぺぇ!!と叫びたくなりました。この方の既刊も読んでみたくなる一冊。

  • 3.5。読切時に面白いなー続き読みたいなーと思ってたら連載になったので嬉しかったです。
    読切時、あんまり幸せな結末は想像出来なくて、どう描くんだろうなーと。これは…どうなんでしょうね。バッドでもないけど、どっちなんだろう。見方によっては幸せだし、別の方から見たら辛い。恋より愛の方が大きいかな続くかな、だけど恋してる身には辛いんじゃないかな。とか。いつか愛になったら辛くないのかしら。そんな不思議な結末でした。京山さんだから許せるというか。他の人だと重すぎたり切なすぎたりしそう。ドシリアスバドエンとか、センシティブ切ない!とかではなく、さらっとシリアスだったり切なかったり不思議な描き味だなぁと思います。絵柄も大きいけど。
    電車の場面は泣きました。その後の場面でBLらしいお約束な展開をしなかったのが良かったです。繰り返しになるけど、それが許せるのが持ち味だなぁと思いました。
    あとがきがなんかシュールでした(笑)一瞬出てきた快楽主義者の人達の話。悲しいっちゃ悲しいけど笑ってしまった。フェアリーって(笑)

  • 京山さん、久々の新刊、すげぇわ、やっぱ!!!ライゴの男泣きに貰い泣きしそうになった…すっげぇシンプルな話なのにっ、こんなもんかもしれんな、リアルな男の子の気持ちのゆらぎは、ってすっごい思うわぁ…京山さんのBLセンスが凄くて唸る。バンドメンバーの4月バカの嘘からボーカルのネオンが自分を好きなんだ、と心の中で思いつめて、結局ライゴの方が好きになってしまう、とか、こう言うの絶対ある、って思えるし。濡れ場なし・しかも結局は…なんだけど、十二分に隅から隅までリアルBLだった。

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