いびつなボクらのカタチ(下) (CHARA コミックス)

著者 :
  • 徳間書店
4.22
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本棚登録 : 175
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199608469

作品紹介・あらすじ

本当の家族よりも家族らしい、真実の愛の物語――
ストーリーテラーの見多ほむろが贈る
感動の家族愛、2冊同時発売!!

7年付き合って、生涯を共にしたいとまで
考えていた彼氏に、置手紙一つでフられた佑真。
自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、
実家で一人で暮らしている母親が転んで怪我を
したという報せが入る。慌てて実家に帰ると、
そこには見知らぬ男・伊吹が!!
ところが彼は、介護士の仕事をしながら
男手一つで娘を育て、偶然町で出会った母のことを
気にかけてくれていたらしい。
しかもその彼の娘というのが、佑真が教えている
子供向けピアノ教室に通う生徒・舞花ちゃん
だったことが判明!! 母のことを
「おばあちゃん」と呼び、かなり懐いている様子だ。
お互いに片親同士であるということもあって、
その日から家族ぐるみの付き合いが始まって…!?

感想・レビュー・書評

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  • 感動的だった。佑真のピアノ教室の生徒・舞香がパパと呼んでいる伊吹、ママの話やパートナーの話など一切なかった故に、2人が家族になった理由や複雑な過去が切なく、涙ちょちょぎれた。 舞香ちゃんがパパ(伊吹)と佑真が結ばれるように健気に願掛けしてるところも泣けたな。
    下巻は最後の最後で濡場シーン。自分的にそっちが受け?!となったけど良き良きだった。ラスト、舞香が大人になり、結婚式を開いたところもとても良いフィナーレ。

  • 少しずつ読むつもりで上巻だけのつもりだったのに全部読んでしまった……良

  • いろんな家族のカタチがあるけれど
    想い合ってぶつかり合って
    笑い合っていられたら、それだけで。

    しんどい情報で読むのが遅くなりましたが、しんどいとかそういうんじゃない。とにかく胸が苦しくて読了後の幸福感がすごいです。

    舞花ちゃん…(号泣)

  • めっちゃよかった。好き。上下いっぺんに読めるのもいい❗️

  • 結末を知っていても、読み返すと毎回感動して必ず泣いてしまう。
    2人が結ばれるシーンは、ページ数は少ないけどとても官能的。最後の1ページまで優しさに溢れている作品だと思う。

  • 伊吹の過去話に衝撃を受けました。まさか、そんな壮絶な経験をしていたなんて。胸が苦しくなってしまいました。
    でもそんな中、沢田との出会いが伊吹に大切なことを学ぶ機会になっていたんですね。
    沢田は本当にいい人でしたよね…病気のこと隠して伊吹の面倒も見てくれて、良いお父さんで…悲しすぎる…
    伊吹が沢田の遺志を継いで舞花ちゃんのパパになるまでの経緯には涙しかなかったです。明るくてイケメンの伊吹にそんな壮絶な過去があったことが辛かったです。
    だからこそ、佑真と結ばれたことはすごく大きな意味があったと思います。

    「先生は舞花のパパと結婚できますか…?」と思いつめた表情で尋ねる舞花ちゃんに、胸が張り裂けそうになりました。
    佑真は、傷つき悲しさに耐える者同志として伊吹の気持ちをまるごと受け入れることができる唯一の人だと思います。
    そして、イビツだろうとも母親や舞花ちゃんと家族の形をしっかり作り上げることもできる男です。
    …そして、じつは年下ワンコにがっしり支えられているという…
    新しい家族の在り方を問う、とても良いお話でした。

    エロ的には、すごい年の差cpなのが苦手な領域なんだけど(特にオジ受)、佑真と伊吹のビジュアルがステキだったのでなんとか乗り越えることができました…
    年下攻めは好物なんですが。

  • 上下巻。ピアノ講師のゲイの主人公と母親、その母と親しくしている父子で、子はピアノの生徒。
    あらすじでややこしや~って思ったけど全然!
    ただのゲイとノンケ男やもめとの恋愛かと思ったら全然!期待以上の内容でした!

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