手と手をつないでアンダンテ (Charaコミックス)

著者 : 75

• 徳間書店 (2023年7月25日発売)

作品紹介・あらすじ

幼い頃に両親を亡くし、姉と二人で
田舎の親戚の家で育てられた海斗。
やがて大学生になり、上京して
一人暮らしを始めて二年が過ぎたある日、
しばらく会っていなかった姉が
子供を連れてやってきた!?
起業した会社で新しい支社を作ることになり、
５歳の息子の空太をしばらく預かってほしいとのことだった。
お兄ちゃんがほしかったから海斗に会うのを楽しみにしていたという空太はとても良い子だけれど、
上手くコミュニケーションがとれずに悩んでいた。
そこで出会ったのは、大学の幼児教育学科に
通っているという同い年の隣人・創。
昔から目つきが悪くコワモテに見えるため、
大好きな子供から好かれないという悩みを持ちながら、
努力して勉強しているらしい。
幼い子供と二人きりで過ごす日々に少し不安を覚えていた海斗に、
創は優しく寄り添ってくれて――!?

感想・レビュー・書評

[禍腐渦狂紳士タッキー（商業BL感想係）さんの感想 · 2023年9月13日]

【誰にでもじゃないよ。海斗だから聞きたいって思ったんだよ（創）】

エロス度★

創と海斗が紡ぐ恋物語、開幕♡

微笑ましくてほっこりとし、ちょっぴり切ない恋模様が絡む子育てLIFEがよかった！

最初は海斗と空太の関係がギクシャクしていたけれど、隣人の創のアドバイスをきっかけに海斗と空太の距離が本当の兄弟みたいになっていくのが微笑ましく、空太が【海斗兄】と呼びながら懐くのが可愛い♡

また、創と海斗の距離も縮まりながらも恋愛面ですれ違ってしまう切なさが。

海斗と空太との出会いを経て創自身も変わるきっかけとなるのもよかった♡