笑えぬ童子 2 (ゼノンコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199800344

感想・レビュー・書評

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  • 2つの選択肢。最後に選ばなかったらどうなってたかが描かれてる。

  • 良い話と、それを越える人間の業をさらけ出すような救えない話を両方読む事ができるのは良いのですが、どうやら打ち切り終了のようで残念ですね。もっと、人だけでなく、座敷童の側での物語を書いていれば続いたような気がします。残り1冊かぁ。

  • もしも結婚で幸せを手に入れられるとしたら…。
    もしも痴漢の罪を他人になすりつけられるとしたら…。
    もしも虐められていた側が、虐める側になったとしたら…。
    もしも綺麗な親友の美貌を手に入れられるとしたら…。
    人生に二つの選択肢があるとしたら、人はどちらを選ぶだろうか…。
    人の欲を巡る、「もしも」の物語。

    座敷童子によってもたらされた人生の選択肢。
    今回もまたなかなかに考えさせられる話でした。特に結婚の話やイジメの話なんかはあり得そうで。
    ううーん、奥深い。けど痴漢の話、あれだけはダメだ!
    まず選択肢与えんなとさえ思う。実に不快な話でしたね。
    最後はまぁ改心したっぽいけど、IFの方なんかは本当にろくでもなくて。
    今回は全体的にIFの方は選ばなくてよかったーな世界でしたね。
    一方で座敷童子は若干ですが感情っぽいものが見えてきたかも。少しは心の理解が出来てきたのかも。

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著者プロフィール

高校の国語教員を十数年経験した後、予備校講師に転身。現在、代々木ゼミナール講師(現代文と論文を指導)。著書『真野真の現代文の読む技術・解く技術が面白いほど身につく本』(中経出版)など。

「2011年 『古典のおさらい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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