- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784199801549
感想・レビュー・書評
-
清水くんとっても良い子!
七夕祭りの話が胸に残った。
ヴィレバン新宿にてサイン本購入。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここまで、読み手の心を壊しかねないほど鷲掴みにしてくる漫画は久しぶり
“今読むべき女子マンガ十選”にランクインするのも納得
ハッキリ言うと、画力がある、とは思えない
けど、その素朴で荒削り、温かな人柄がハッキリと出ていて、純粋な画が、読み手の心を刺激するストーリーに、よく合っている。奇跡、と言うのは大袈裟だが、画と内容の相性が高いのは、それだけで読む価値がある
1巻を引っ張り出してから2巻を読み、やはり、清之助の不恰好で不器用な、自分への嘘の付き方に失笑してしまった。彼が強がれば強がるほど、自分への誤魔化しの醜態が増していた。だからか、余計に彼を応援したくなった、縮こまって丸めてしまっている背中を叩いて、前を向かせたくなった
また、龍太郎の理屈抜きの、読み手を骨抜きにできる可愛さがパワーアップしていた。ちょっとアブノーマルな言い方をすると、鼻血ものの可愛さである
これはあくまで、個人的に読了後、思った事だが、この『キミにともだちができるまで。』は、清之助のように「ともだちなんていらない、無駄だから」、そうツッパって日々を過ごしている人より、「友達は何よりも大事、友達がいてくれたから、『現在』の私がいる」って思っている人に読んでもらって、そんな気持ちに至れた瞬間を思い出して、嬉しさを噛み締めてほしい
人は自分だけの力でも、少しずつ、それぞれのペースで成長できるのかも知れないけれど、それでも、人生にイイ変化をもたらしてくれるのは、自分じゃない他人、つまり、友達だ、と私は思う、いや、信じたいのかな?
孤高は間違いなくカッコいい、けど、一人ぼっちに自分からなる奴ほどカッコ悪い事はないですよね
もちろん、一人で読んで魅力を反芻するのも悪くないですけど、複数人のアナタにとって大事な『誰か』達と一緒に肩を並べて読んで、ちょっと生温い幸福感に身を委ねあうのも悪くないですよ -
ほのぼの