- Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199802904
作品紹介・あらすじ
「のぼさんとカノジョ?」の新鋭・モリコロスのアナザー・ワールド!!
「家で待っているあの子は実は…」
結末は予測不能! 読んだらきっと騙される、かなーり新感覚な癒し系“動物”漫画!!
感想・レビュー・書評
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画の問題なのか何なのか、何か好きになれないな
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面白い、を突き抜けて、凄く面白い、に届いている動物系の漫画
代表作の『のぼさんとカノジョ』は5巻かけて、じわじわとランキング上位に近づいているのに、この『タレソカレ』は1巻目にして、私のランキングの動物系漫画部門の上位に躍り出てきた
動物を擬人化する、ありふれている、と言えてしまう漫画表現の手法なのに、モリコロス先生が描くと、ここまでのインパクトを孕むのか
ペットだけでなく、野生動物も話の主役になっているトコも魅力の一つだろう。動物らの人としての姿が、それぞれの身体的な特徴や、性格の一端を色濃く残していて、「これは、どんな動物なんだろう」と推理しながら読めるトコも楽しい
また、人間と動物の心温まる交流だけでなく、人間と人間のドラマにも重きが置かれていて、そこはやはり、先生らしいな、と感じられ、『のぼさんとカノジョ』でファンになった者にも読みやすくしている
捻りのない言い方になってしまうが、モリコロス先生の才能の新たな一面を、この作品に見る事が出来て嬉しい
カバー詐欺感はあるっちゃあるが、内容を堪能すれば、怒りなど吹っ飛んでしまうだろうw
個人的に、お勧めの話と言うか、好きなレギュラーアニマルは、オドオドだ。ロリ、じゃなくて、ルリルリに翻弄されつつも、その可愛さに心が傾いていくトコが、人間の男にもある部分で共感を覚えられる。発情期を迎え、変貌しちゃう点もリアルだ
この台詞を引用に選んだのは、説得力があるからってのもあるが、これに続けた魂の叫びで、わざわざ、自分でカッコ良さを台無しにしてしまっているトコが笑えたからだ。一体、敦彦店長が、どんな事を言ったか、そこはコミックスを読んで確かめて欲しい(さりげなく宣伝して、2巻が出るのを早めたい目論見があったり、なかったり)