- Amazon.co.jp ・マンガ (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199804144
作品紹介・あらすじ
冴えないサラリーマン・飯沼(いいぬま)が、ただただ飯を食う。そしてそれを眺めて楽しむ”恍惚なる喰い顔鑑賞漫画”『めしぬま。』。各方面で話題沸騰!そして待望の第②巻が早くも登場!!第②巻では飯沼の妹が出てきたりと彼の生態が少しずつ明らかに!?ハンバーグ、激辛チキン、おにぎり、こってりラーメンなどなど、うまそうな料理もガッツリ出てきます!!
感想・レビュー・書評
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間違いなく、あみだむく先生は、遠くない内に、食系漫画のトップランカーを喰って、その座に収まるだろう
人気が出てきて、安心もしくは慢心している漫画家を殴り飛ばせるだけの実力は、確実に持っている
まぁ、こんな事を書いたら、「やべぇな」と、トップランカー達に脇を締められ、あみだむく先生が狙える隙がなくなってしまいそうではある。けど、隙が無くなっても、堅牢なガードを一気にぶち開ける、一発の重さがあみだむく先生にはある
冴えないサラリーマンが、美味しいものを食べ、恍惚の表情を浮かべ、ハッピーになる、ただそれだけ
シンプルすぎるにも程がある、食漫画だ、この『めしぬま』は。でも、単純だからこそ、地力の高さが求められるのは、私よりレベルの高い漫画読みの皆さんなら言わずとも分かるはずだ
余計な修飾をせずとも、本当に面白い漫画が描ける、それは本当に一握りの漫画家だけだ。あみだむく先生なら、そんな一握りの怪物らも美味しく食べてくれる
もちろん、今現在、人気がある食系漫画にケチをつけたい訳じゃない。面白い、と思っているからこそ、大好きな漫画の方を応援したい、それだけだ
普段から、あみだむく先生自身も、一日の食事を満喫し、なおかつ、食材と料理人に感謝していなければ、飯沼のこの表情は輝かす事が出来ないだろう
経験、と言うのは、少し違うかも知れないが、あみだむく先生は、ちゃんと血肉が付けられる人間だ。そういうタイプの人間が、漫画を描けば、本気で面白い作品が生まれるのは当然だ
恋愛要素、これは読み手によって、感じる度合いは異なるだろう、きっと。私は薄目だ、と感じる。絵柄は、ちょいエロいが、BLっぽさも濃くない。まぁ、意識して、そういう目で見ると、ニマニマできるんだが
この(2)では、飯沼の妹・夏花が登場する。見た目が可愛いって以上に、兄と同じく、良い顔で食べるってトコが実に好い。次巻では、彼女メインの話が読みたいもんだ。男友達の手料理を食べて、美味しい顔を見せてほしいねぇ
また、後輩キャラ・竜馬も良い味が出ている。体育会系なので、飯沼と相性が悪そうに見えるが、それは勘違い。組み合わせたら、予想外に面白い化学反応が起きそうである
この(2)は、(1)以上に空腹にさせられ、あみだむく先生を恨んだ(笑)特に、第14話「とろける・・・ハンバーグ」はヤバいっしょ。表紙で描かれているのもあって、破壊力が他の回より、やや高い。ハンバーグにチーズが入っていたら、テンションが上がるって訳じゃないにしろ、このリアクションは反則的だ。熱々のハンバーグ、食べたいぞぉ
ストーリーで選ぶとなると、第26話「ステーキ丼・・・ごちそう様でした。」だな。(1)に続いて、(2)でも本編のラストは、飯沼と社長さんの二人飯だったか。牛丼を食べるはずだったのに、ステーキ丼にありつける、ひとえに飯沼の食運が高いからに他ならない
この台詞を引用に選んだのは、内容よりも飯沼の表情の方にインパクトがあるから。泣くほど美味くて、幸せになれる牛丼、食べたいなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想は、初代の方に書いてあります
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妹のなっちゃんいいね。この子もすごい食べっぷり。花山先輩と飯沼の付き合いって中学生の頃からなのか。そりゃ扱いも心得てるよね。さて、飯沼はいつまで社長と気付かないか見もの。