- Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199804786
作品紹介・あらすじ
働く店のお客さんの声だったり、ビルの一角の喧騒だったり、
普段何気なく過ごす毎日に、実は幸せの音が詰まってる♪
人よりちょっと耳がいい女子・タカコさんと気づく、
読めば優しい気持ちになれる、ほっこりおひとり様漫画最新刊!
感想・レビュー・書評
-
何気ない毎日が、とても大切なんですね。
タカコさんの毎日は、何気ない出来事に溢れています。
特に、重大な事件が起きる訳では無いですが、そのほのぼのとした毎日、それが一番ですね。
ほっとするマンガです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホッとする、ほっこりする、自然に肩から力みを抜ける
ってコトは、私の心身には疲れが蓄積してるってことだ
久世蘭先生の『解毒坊』を読んで学んだツボを押して、毒を抜くように心がけちゃいるが、まだまだ、残ってしまっているようだ
ここじゃ、あまり愚痴りたくないし、不平不満を漏らさないほうが良いんだろうけど、やっぱり、人間、自分じゃ普通に生活しているつもりでも、気付かない内にストレスでダメージを受けているようだ
心に余裕がある時は、それに気付いて、ストレス発散をしよう、と思って行動に出られるんだが、隙間も作れない状況になってくると、後回しどころか、忘れたり、気付かないフリをして、手遅れになるんだよな
仕事や恋愛、趣味に本気で向き合い、頑張るのは大事だし、その姿はカッコいいけれど、日常の一コマに染み込んでいる、ちょっとした生活音に気付ける程度の寛容さは持っておきたい
周囲から音が入って来れば、自然と、自分の心が出しているSOSにも耳が傾けられるようになるんじゃないだろうか
この『タカコさん』の感想としては、如何せん、重すぎないか、と他の読み手に呆れられそうだけど、実際、多いと思う、タカコさんの自然体で、飾っていない、等身大な生き方に憧れを抱いている人は
これは、私個人の印象だが、新久先生の人間性が如実に出ているのは、『ワカコ酒』よりも、こちらの『タカコさん』であろう
新久先生ご自身が、日々、タカコさんのように耳を傾ける意識を持っているからこそ、ストーリーに優しさが宿る
『ワカコ酒』が、カッコいいお酒と肴の楽しみ方を教えてくれる作品なら、『タカコさん』は自分らしく生きる事の必要さを説いてくれるのではないか
慕われたり、敬われたり、愛されたりする大人ってのは自然体で生きており、気を遣って行動する事が無意識だ。自分が潰れるほど、他人を優先はしないけど、自分の手に余裕がある時は、さりげなく手伝う事が出来る。そんな、ちょとした親切が出来る先輩ってのは、なんだか、憧れるもんだ
どの話も、心の角を丁寧に取り除いてくれるものばかり。その中で、私的にタカコさんの考え方に、特に共感できたのは、第35話だった
今は、整形外科に通院しているので、足が遠のいてしまっているが、ちょっと前までは、月一のペースで、マッサージ屋に行っていた。確かに、完全個室の方が、施術が丁寧っつーか、質が高く、静かでリラックスも出来る。ただ、あんまりにも穏やかな時間が流れ、至れり尽くせりで癒されるものだから、気が抜け過ぎてガチ寝してしまう私。なので、マッサージを受けるのなら、熟睡できないからこそ、痛気持ち良さに身を委ねられる、この手の店の方が私は好きだ
この台詞を引用に選んだのは、タカコさんみたいな先輩が欲しい、と思ってしまったので。今の職場の先輩がろくでもないって訳じゃない。むしろ、私は恵まれている方、と自信を持って言える。ただ、それはそれ、これはこれ、だ。タカコさんのような気の遣い方をしてくれる先輩には、自然と力になりたいって気持ちが湧いてくる。言葉の重さ、鋭さを知っているからこそ、人が他人に出来る事は、ほんのちょっと、それが分かっているのは結構、大事だ、職場での人付き合いをする上で -
何が起こるというわけでもないけれど、何だかほっとします。割と世の中は音や光に無頓着。でもちょっと「普通のこと」に意識を向けてみると、穏やかな日常が見いだせるのかも…。これって一種のマインドフルネス?
-
不調が快方に向かう時ならではの心地良さ 眠気を払う儀式_その日の始まりのBGM 武田梨奈 プラシーボ効果 自然を愛おしみ或いは憧れる想像力 都会に点在する公共オアシス 一旦結びついた生活と音楽_音楽と生活は中々解けないのねえ 幸せの帰り路
-
日々の生活。
-
購入
-
読了。面白かったが、タカコさんと他の登場人物の描き方の違いが気になった。どのような意図なのかなと思った。
-
自信満々に音を外して歌う、タカコさんの表情が
なんともあいくるしい。 -
ほっこり