タカコさん 3 (ゼノンコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 110
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199804786

作品紹介・あらすじ

働く店のお客さんの声だったり、ビルの一角の喧騒だったり、
普段何気なく過ごす毎日に、実は幸せの音が詰まってる♪
人よりちょっと耳がいい女子・タカコさんと気づく、
読めば優しい気持ちになれる、ほっこりおひとり様漫画最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 何気ない毎日が、とても大切なんですね。
    タカコさんの毎日は、何気ない出来事に溢れています。
    特に、重大な事件が起きる訳では無いですが、そのほのぼのとした毎日、それが一番ですね。
    ほっとするマンガです。

  • ホッとする、ほっこりする、自然に肩から力みを抜ける
    ってコトは、私の心身には疲れが蓄積してるってことだ
    久世蘭先生の『解毒坊』を読んで学んだツボを押して、毒を抜くように心がけちゃいるが、まだまだ、残ってしまっているようだ
    ここじゃ、あまり愚痴りたくないし、不平不満を漏らさないほうが良いんだろうけど、やっぱり、人間、自分じゃ普通に生活しているつもりでも、気付かない内にストレスでダメージを受けているようだ
    心に余裕がある時は、それに気付いて、ストレス発散をしよう、と思って行動に出られるんだが、隙間も作れない状況になってくると、後回しどころか、忘れたり、気付かないフリをして、手遅れになるんだよな
    仕事や恋愛、趣味に本気で向き合い、頑張るのは大事だし、その姿はカッコいいけれど、日常の一コマに染み込んでいる、ちょっとした生活音に気付ける程度の寛容さは持っておきたい
    周囲から音が入って来れば、自然と、自分の心が出しているSOSにも耳が傾けられるようになるんじゃないだろうか
    この『タカコさん』の感想としては、如何せん、重すぎないか、と他の読み手に呆れられそうだけど、実際、多いと思う、タカコさんの自然体で、飾っていない、等身大な生き方に憧れを抱いている人は
    これは、私個人の印象だが、新久先生の人間性が如実に出ているのは、『ワカコ酒』よりも、こちらの『タカコさん』であろう
    新久先生ご自身が、日々、タカコさんのように耳を傾ける意識を持っているからこそ、ストーリーに優しさが宿る
    『ワカコ酒』が、カッコいいお酒と肴の楽しみ方を教えてくれる作品なら、『タカコさん』は自分らしく生きる事の必要さを説いてくれるのではないか
    慕われたり、敬われたり、愛されたりする大人ってのは自然体で生きており、気を遣って行動する事が無意識だ。自分が潰れるほど、他人を優先はしないけど、自分の手に余裕がある時は、さりげなく手伝う事が出来る。そんな、ちょとした親切が出来る先輩ってのは、なんだか、憧れるもんだ
    どの話も、心の角を丁寧に取り除いてくれるものばかり。その中で、私的にタカコさんの考え方に、特に共感できたのは、第35話だった
    今は、整形外科に通院しているので、足が遠のいてしまっているが、ちょっと前までは、月一のペースで、マッサージ屋に行っていた。確かに、完全個室の方が、施術が丁寧っつーか、質が高く、静かでリラックスも出来る。ただ、あんまりにも穏やかな時間が流れ、至れり尽くせりで癒されるものだから、気が抜け過ぎてガチ寝してしまう私。なので、マッサージを受けるのなら、熟睡できないからこそ、痛気持ち良さに身を委ねられる、この手の店の方が私は好きだ
    この台詞を引用に選んだのは、タカコさんみたいな先輩が欲しい、と思ってしまったので。今の職場の先輩がろくでもないって訳じゃない。むしろ、私は恵まれている方、と自信を持って言える。ただ、それはそれ、これはこれ、だ。タカコさんのような気の遣い方をしてくれる先輩には、自然と力になりたいって気持ちが湧いてくる。言葉の重さ、鋭さを知っているからこそ、人が他人に出来る事は、ほんのちょっと、それが分かっているのは結構、大事だ、職場での人付き合いをする上で

  • 何が起こるというわけでもないけれど、何だかほっとします。割と世の中は音や光に無頓着。でもちょっと「普通のこと」に意識を向けてみると、穏やかな日常が見いだせるのかも…。これって一種のマインドフルネス?

  • 不調が快方に向かう時ならではの心地良さ 眠気を払う儀式_その日の始まりのBGM 武田梨奈 プラシーボ効果 自然を愛おしみ或いは憧れる想像力 都会に点在する公共オアシス 一旦結びついた生活と音楽_音楽と生活は中々解けないのねえ 幸せの帰り路

  • 日々の生活。

  • 購入

  • 読了。面白かったが、タカコさんと他の登場人物の描き方の違いが気になった。どのような意図なのかなと思った。

  • 自信満々に音を外して歌う、タカコさんの表情が
    なんともあいくるしい。

  • 働く店のお客さんの声だったり、ビルの一角の喧騒だったり、普段何気なく過ごす毎日に、実は幸せの音が詰まってる♪人よりちょっと耳がいい女子・タカコさんと気づく、読めば優しい気持ちになれる、ほっこりおひとり様漫画最新刊!(Amazon紹介より)

  • ほっこり

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著者プロフィール

新久千映: 「ワカコ酒」で大人気の呑兵衛漫画家。広島在住。 他の著作に「yeah! おひとりさま」など。

「2020年 『大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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