ドイモイの誕生: ベトナムにおける改革路線の形成過程 (シリーズ民族を問う 4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784250209109

作品紹介・あらすじ

「貧しさを分かちあう社会主義」に訣別し「民族化」の道をめざすまで。ドイモイ(刷新)の提唱者チュオン・チンに焦点を当て、80年代前半の「地方の実験」や共産党指導部内の論争をたどり、「下からの力」によって実現した改革路線の形成過程を動態的に描く。

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  • [ 内容 ]
    「貧しさを分かちあう社会主義」に訣別し「民族化」の道をめざすまで。
    ドイモイ(刷新)の提唱者チュオン・チンに焦点を当て、80年代前半の「地方の実験」や共産党指導部内の論争をたどり、「下からの力」によって実現した改革路線の形成過程を動態的に描く。

    [ 目次 ]
    第1章 地方の実験
    第2章 チュオン・チンの改革派への転身
    第3章 価格‐賃金‐通貨改革の実施と挫折
    第4章 発想の刷新をめぐって
    第5章 政治報告草案の書き換え
    終章 ズオン・フー・ヒエップ氏のドイモイ論によせて

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著者プロフィール

古田元夫(ふるた・もとお)1949年生まれ。東京大学名誉教授。日越大学学長。
専門 ベトナム現代史
主要著書 『歴史としてのベトナム戦争』(大月書店、1991年)、『ドイモイの誕生:ベトナムにおける改革路線の形成過程』(青木書店、2009年)、『ベトナムの世界史――中華世界から東南アジア世界へ』(増補新装版)(東京大学出版会、2015年)など。

「2021年 『ベトナム戦争の最激戦地中部高原の友人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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