- Amazon.co.jp ・本 (75ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251007155
作品紹介・あらすじ
きつねの子の宝物は、まばゆいほど白い紙ひこうき。うさぎの子とくまの子にないしょで、毎朝とばしていましたが…。
感想・レビュー・書評
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きつねの子シリーズ
いとこととりかえっこしてもらったかみひこうき。
なかよしのくまくんやうさぎちゃんにはないしょ。
とばしすぎて、どこかへいってしまったら…との思い。
でも、そのかみひこうきをなくしてしまって…
他の作品同様、3びきそれぞれの様子に心が温まる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たからものを隠しておきたい独占欲や失くしてしまった時の後悔、そして戻ってきた時の喜びとやっと友達に貸してあげられること。
その時々の感情が本当に上手に書かれている。美しい喪失感。
あとがきもとても良くて感動した。
「宝物を一つずつ失うこととひきかえに、彼らは一歩一歩おとなの世界へ近づいていくのかもしれません。〜中略〜宝物と共有した充ちたりた時間は、幼い胸のうちに確かに通過していったのですから。」 -
宝物の紙飛行機のことを思うきつねの子の心情の変化が丁寧に描かれていて、幼いころの自分を重ねて読みました。
ラストが清々しくて好き。 -
2017/09/21 朝1年生
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キツネくんの宝物を誰にも言わずに隠しておきたいって気持ちが泣けてくる。
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良かった。図書館本。絵本に近い、お話の本。
77頁。《あかね幼年どうわ 45 》《きつねのこシリーズ 4 》
《読んであげるなら 4才〜、自分で読むなら 6才〜》
《大きな活字と絵で語る、読みややすいストーリー》 -
空をとばない紙ひこうきなんて、子どもにとっては死んでしまったも同然です。(あとがきより)
いやいや、子どもだけでなく大人にとっても、です。物があふれるこの時代、それに気付かない大人がいかに多いことか。大事なことを気付かせてくれる名著でした。 -
“たからもの”と関わるこんすけの姿に、子供らしい瑞々しい感受性と想像力を感じました。
(読んだ時期:6歳) -
つちだよしはるさんの絵
可愛いな~
ほっこりしました^0^ -
昔家にありました〜。
懐かしくて懐かしくて、手にとりました。
これは絵本ではなく、小学校低学年向けの本、という感じですかね。
温かいです(涙)。