まいごのビーチサンダル

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 29
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251011022

作品紹介・あらすじ

砂浜に忘れられたビーチサンダルの片われ“サン”。波にさらわれ、沖へ流されていくなかでサンは、サンゴの卵たちや、ナポレオンフィッシュ、リンゴに出会い、みんなかなしいわかれをしていると知りますが……。詩人の村椿菜文が、サンダルを主人公に、だれもが経験する出会いとわかれ、はなればなれになった友だちへの思いを繊細に紡いだ物語。この小さな世界を、チャンキー松本が和紙を使った貼り絵で、あたたかく表現しています。

感想・レビュー・書評

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  • 海で片足ずつ離れ離れになったビーチサンダルのお話。迫力のある構図の切り絵がインパクトがある。
    絵本から物語へ移行期の児童におすすめ。

  • コウくんはビーチサンダルを砂浜に忘れてしまって、忘れられたものの視点の話…というと、ああ、これからビーチサンダルがひどい目にあったり落とし主を恋しく思ったりして、忘れものを後悔させるタイプの説教くさい話かなぁなんてうがって見ておりましたがとんでもない、ビーとサンの深い友情物語でした。海の絵も美しく、キャラクターたちはみんな表情豊かで見入ってしまいました。

    15分の読み聞かせにはちょっとはみ出しそうな長さですが、集中して聞いてくれそうに思えます。

  • 「浜辺に忘れられた片方ビーチサンダルのサンは、波にさらわれ、沖へどんどん流されていきます。そして途中で出会ったサンゴの卵たちやリンゴが悲しい別れをしていることを知ります。」
    (『この本読んで!2022年夏号』キラキラ夏絵本 の紹介より)

  • 絵がカラフルで個性的。
    冒険ものは子供がとっつきやすいようで
    夏休みの読書感想文(自由部門)で入選。
    確か「先生がすすめる夏休みの本」
    みたいなのだったかと。。。

  • ビーチサンダルのサンが砂浜で目をさますと、友だちのビーと持ち主のコウくんがいません。はぐれてしまったのです。
    サンは無事にふたりに会うことができるでしょうか…。

  • はなればなれになったビーチサンダル。かたわれをさがして広い海を漂う。

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