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- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251044310
作品紹介・あらすじ
小学5年生の春香は、クラス替え以来、友だちが作れないでいた。家では妹の愛香がお母さんを独占していて寂しい。そんなある日、森で小さなおばあさんを見かけた。色あざやかな装いが、春香には妖精のように感じられた。思い切って家を訪ねる春香に、妖精のおばあさんは、スープをふるまう。しかし、とてもまずいスープだった…。妖精と慕うおばあさんとの交流で、少女がコンプレックスを乗り越え、自分の居場所を見つけていく物語。
感想・レビュー・書評
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引っ込み思案で友だちがいない春香は、家でも妹が母親をひとり占めしていて居場所がなかった。
学校帰り、春香が一人で歩いていると、派手な洋服を着てカートを押して歩く小さなおばあさんを見つけた。春香は、彼女を妖精ではないかと思った。
日曜日、また妖精を見つけた春香が急いで後を追うと、妖精は森の中の小さな家に入って行った。
妖精は不愛想な人だったが春香を家の中に入れてくれ、そしてスープをだしてくれたが、それはドブ色でとてもまずかった。
家に帰ってお母さんのおいしいスープを飲んだとき、春香は妖精さんにおいしいスープを作ってあげようと思った。
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