マグノリアの森 (読書の時間 12)

著者 :
  • あかね書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251044822

作品紹介・あらすじ

両親が中国に赴任することになり、奈良に住む祖父のもとへあずけられた小学5年生の卓は、山で暮らす祖父に「宝物」を見せてもらう。それはマグノリアの花咲く森で、祖父が亡き祖母の思い出として植え続けていたものだった。感動した卓は山が大好きになり、植樹を手伝うようになる。祖父との生活で心も体も強くなった卓は、喘息でやめていた合唱をもう一度やってみようと思うのだった。自然に触れる喜びを描いた感動物語。

感想・レビュー・書評

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  • 自然の中で育った子どもの頃を思い出しました。
    田舎の、人も自然も愛すべきものだったあの頃。
    生活すること自体が愛おしかった。
    自然と友達ができたこと、美しい景色が当たり前だったこと、そんな懐かしさを思い出させてくれました。

  • 両親の海外赴任に伴い、奈良の祖父宅に預けられた主人公の成長物語。タイトルのマグノリアは祖父が亡き祖母との思い出としてうえつづけているもの。

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著者プロフィール

山梨県生まれ。日本児童文学者協会理事。『水底の棺』で日本児童文学者協会賞受賞、『天游』、『龍の腹』(くもん出版)。『水底の棺』『有松の庄九郎』(新日本出版社)、『茶畑のジャヤ』(鈴木出版)で全国課題図書作品に選定。19年11月に初のノンフィクション『よみがえった奇跡の紅型』(あすなろ出版)刊行。

「2021年 『バトン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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