ばけねこぞろぞろ

著者 :
  • あかね書房
3.64
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本棚登録 : 207
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251098832

作品紹介・あらすじ

かあさんはねこがだいすき。おれがねこをいじめると、ばけねこにしかえしされるよといっておこる。そんなのこわくないよーっておもっていたら、いえねこのトンも、きんじょののらねこもじつはみーんなばけねこだった…!?迫力まんてん!!はば79cmの大見開きページでばけねこたちがぞろぞろ歩く!!

感想・レビュー・書評

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  • 新品購入

    これめっちゃ気になってたら
    今日『ばけねこぞろぞろフィギュアマスコット』というガチャガチャを発見!
    ねこぼうず と にゃっぺふほふ が出ました
    つちねこ と ねこかしゃ も欲しい
    てゆーか絵本早く欲しい!!

    →ついに「にゃんこ堂」にて購入!!
    東京の神保町にあるこの本屋さんは
    その名のとおりネコ専門の本屋さん
    以前ブクログでプレゼント企画をしていた
    『必死すぎるネコ』を買うつもりで行ったのに
    こちらを見つけてこちらに変更
    やっぱり写真集よりも
    今は絵本が好き
    大好きな絵本とネコと妖怪だから仕方ない

    さっそく下の子に見せてみる
    以前は見た目が怖いと
    そんなの読まないと言っていたが
    先にフィギュアを見ていたのと
    このフィギュアはこれだよと見せたのが良かったようで
    凄く興味を示してくれた
    妖怪ウォッチシャドーサイドとゲゲゲの鬼太郎が
    怖いけど面白いので
    妖怪に興味が出てたのも良かった

    お話は単純かもしれないが
    とにかくネコの妖怪たちが魅力的で
    デフォルメはされているものの
    筆で描かれているので雰囲気がある
    そして見開きいっぱいに登場するので
    とても迫力がある
    一瞬 怖い!と思うのだが
    よく見たらネコ風味なので怖くない
    そこが小さい子にはいいのかなぁと思う

    私は怖がらないで見れるよ!
    凄いでしょ!

    みたいな(笑)
    でもボスの ねこかしゃ は
    睨みが効いているので
    ちゃんと妖怪の恐ろしさも出せている
    恐れることを捨ててしまうと
    自分の身が守れなくなると思っているので
    いつか『石黒亜矢子作品集』も見せたいところ

  • ばけねこたちのぞろぞろが圧巻。猫にされるのも悪くなさそうだけど、そのされ方が痛そうなので躊躇しちゃうなぁw
    小さいながらも男の子を庇って前に出るトン、助ける交換条件をいともあっさり呑むトン、その心意気に惚れ惚れ。ラストのセリフにじんときた。もう忘れないよね。

  • 「ねこをいじめてばかりいると、いつかねこにしかえしされるよ!」

    こわくないよ~と反省の色無しのオレですが、その夜、飼い猫のトンに連れ出されます

    オレが見たのは百鬼夜行の化け猫バージョン
    しかも、オレを探してる?!

    〇オレのやんちゃは変わらなそうですが、トンの侠気に弱いものいじめはなくなりそうですね
    〇裏の見返しの化け猫尽くしが楽しい

  • 4歳〜。キャラクターが個性的。絵もストーリーも好み。妖怪好きなお子様におすすめ。

  • 息子6歳4ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 ◯


    妖怪ネタが大好きな息子のためにかりてみたのですが、意外にもこわがって一人では読もうとはしませんでした。
    珍しく私が読み聞かせを何回か。

  • 装幀/Good Grief

  • 猫をいじめてる男の子
    夜飼い猫のトンに起こされる
    トンは化け猫だった
    他のばけねこに猫にされるからと外へ連れ出される
    にゃっぺふほふ、ぶるぶるねこ、ばけねこぞろぞろ、ねこかしゃ
    猫にされそうなところを男の子のお母さんがいつも猫をかわいがっているのを思い出させる
    トンは男の子をかばって代わりにもう化けられなくなる

    妖怪が猫になっているのがかわいい

    昔の絵巻物みたいなタッチもいい

  • 2023.7.16 2-3

  • ■書名

    書名:ばけねこぞろぞろ
    著者:石黒 亜矢子 (著)

    ■感想

    この絵本のキャラクターのフィギュアはいくつか持っているけど、絵本を
    しっかり読んだことが無かったので、展示会で購入。

    いいですね。
    動物を大事にしないと化けて仕返しにくるという鬼太郎でもよくあるパターン
    の物語ですが、絵本としてよくできていると思います。
    キャラクターもいいですし、猫の行進の見開きなどは、子供が喜ぶしかけで
    ああいうの好きです。
    あと、適度に話の脈略がぶっとんでいる(いやいや、そんなことないだろう!というツッコミどころ)
    というのも絵本の醍醐味だと思いますが、そこら辺もしっかりあります。

    絵本は、簡潔にポイントをまとめてかかないといけないので、本当に難しい
    ものだな~と思います。
    絵本に、内容が薄いとか言い出すと、全部の絵本がそうなるので・・・・

    お金がかかるので難しいかもしれないですが、好きな作家さんにはポップアップ
    絵本とか出してほしいですね。
    この人のシリアスな絵であれば、ポップアップ絵本と合う気がします。

  • いつも猫をいじめている男の子、「ねこは みーんな ばけるんだぜ」化け猫たちが仕返し。
    ばけねこぞろぞろ。
    飼い猫トンが、化けられなくなることと引き換えに命乞い。

    猫たちが古来より伝わる妖怪たちの姿になって続々登場。

    作者石黒亜矢子さんは「妖怪や空想上の生き物、猫の絵を好んで描く」のだそうです。(本書著者紹介より)

    WEBサイトでは石黒亜矢子グッズがいっぱいです。
    石黒亜矢子|グラニフ公式オンラインストア
    https://www.graniph.com/collection/collection_00141
    石黒亜矢子個人専門店 月光蔵 - KATALOKooo
    https://gekko.katalok.ooo/ja

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著者プロフィール

1973年生まれ。絵描き。個展で作品を発表するほか、絵本作家、イラストレーターとして活躍する。著書に『ばけねこぞろぞろ』(あかね書房)『いもうとかいぎ』(ビリケン出版)『ねこまたごよみ』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『石黒亜矢子作品集其の弐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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