みつけてくれる?

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251098917

作品紹介・あらすじ

赤ちゃんがくるからかくれちゃえ! はなちゃんは、まだお姉ちゃんじゃないもん、といって、ネコのクロと一緒にかくれる場所を探します。でも、森で出会った動物たちは、赤ちゃんのことを相談するはなちゃんに、あたたかい言葉をかけるのでした……。赤ちゃんがくる日、変化にとまどう女の子が、自分やまわりに問いかけながら、お姉ちゃんになることを受け入れていく。一瞬の成長物語を、色彩豊かな絵巻物のように描いた絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 私は一人っ子なので、ある日突然、弟や妹が現れて両親を独占出来なくなるという経験はない。

    なにやら母のお腹がふくれてきたと思ったら、
    なにやらそこに赤ちゃんがいると言われ、
    なにやら母が痛みを訴え出し数日帰ってこず、
    なにやらしわくちゃの小さなひとを連れて帰ってくる。

    両親はもちろん祖父母までも、その小さなひとの世話に追われ、今までまかり通っていたわがままや甘えに対応してくれず、

    お兄ちゃんになったのだから、と諭される。

    彼の戸惑いはいかばかりか。
    そんな彼の気持ちに寄り添うべく。



    ……みつけてあげるよ!

  • 絵をよく見ていました。ちょうちょが出てきたシーンが気になったようです。

  • とても好きな絵。この人の作品をもっと見たいな。話も子どもを持つ親に読んでもらいたいかも。

  • 女の子、お母さんが赤ちゃんをつれて帰ってくるので隠れる、ねこクロ、いぬシロ
    クロと川に船を浮かべて一緒になって川を下って、他の生き物にもいろいろ質問
    最後は庭までお母さんが迎えにくる

  • 赤ちゃんにお母さんを取られるかもしれないという不安.だから隠れてお母さんが見つけてくれるのを待ってる.その心の動きが絵の雰囲気にぴったりしている.

  • お姉ちゃんになることへの不安と期待にゆれる女の子の気持ちがとてもステキに表現された絵本。

  • 少しずつ 「おねえちゃん」に なればいいんだよ♪

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著者プロフィール

1985年、北海道生まれ。画家、絵本作家。第1回 白泉社MOE絵本グランプリを受賞。その作品をもとにした、『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)で絵本デビュー。作絵の絵本に、『みつけてくれる?』『どたんばたんおるすばん』(ともにあかね書房)、『こびん』(風濤社)、『ふーってして』『ぱったんして』(ともにKADOKAWA)、『ゆきのようせい』(岩崎書店)。絵本はほかに、『でこぼこぬりぬりなにがでる』などの造形遊びのシリーズ(アリス館)や、絵と構成を担当した「うたのすきなねこ ララとルル」シリーズ(風濤社)、絵を担当した『ねこはすっぽり』(文・石津ちひろ/こぐま社)などがある。2020年公開のアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』では劇中画を手掛けた。

「2022年 『学校はうたう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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