ゴリラのくつや

著者 :
  • あかね書房
3.50
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本棚登録 : 274
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251099174

作品紹介・あらすじ

ゴリラのとうちゃんは、森のおくでくつやをしている。みんながあるといいなと思うくつを作ってくれるので、いつもお客さんがいっぱい。チーターには早く走れるくつを、シロクマには氷の上でも冷たくないくつを、キリンには足が長く見えるくつを作り、みんなは笑顔に。それを見ていた息子のゴリラがうらやましくなって、自分のほしいくつをとうちゃんにお願いすると……。仕事を通して、父と息子の関係を描いた絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 2023.9.21 いずみ

  • 母の好きな谷口さん。こちらは母のみ読む。

  • 3歳〜。
    力強さとユーモラスな雰囲気を兼ね揃えた絵柄。
    谷口さんの絵は素晴らしい。他の作品にも共通するのですが、もう少し明るく、彩度が高めになると、子どもにとってさらに魅力的になるのではないか、と思っています。

  • ゴリラのお父さんは、どんなくつでも作れます!
    夢と想像力がたくさん詰まった絵本です。

    大阪出身、大学では日本画を専攻されていた作家さんで、大好きな絵本作家さんのおひとりです。

  • 次はどんな靴かな?とワクワクする一冊。

  • 3歳4ヶ月の娘へ。
    これからたくさん読みます。

  • お客さんの要望を聞いてサクサクっとくつを作ってしまうゴリラのおとうさん。
    ボクの欲しいくつはやっぱりお父さんにしか作れないよね‼︎

  • 2019年11月8日

  • チーターの、いぇーい!、が好き。

  • 「空を飛べるくつがほしい」という息子の願いを魔法的な方法で叶えちゃうのかと思いきや、ゴリラの父ちゃんの何とも素朴で現実的な叶え方に心温まる。どんな靴でも依頼に応える父ちゃんの安心感と誠実な仕事ぶりがまさに匠!気持ちいい。最後の「そんな とうちゃんは いつも はだしだ」の受け取り方に戸惑う中、父子の関係がジワっと胸に沁みていった。
    3歳1ヶ月の息子にはちょっと早かったかな。
    こうやって親の働く背中を見られるのが自営業のいいところ。会社勤めの働くお父さんの姿も子どもが見学できる機会があればいいのにと思う。

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著者プロフィール

1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。 20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。 絵本『サルくんとお月さま』で絵本作家としてデビュー後、フランスの出版社Le petit lezard社より絵本『CACHE CACHE』をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心がけ、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人びとに想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。おもな絵本に『100にんのサンタクロース』『おおきいサンタとちいさいサンタ』『サルくんとバナナのゆうえんち』『まじょのルマニオさん』『サルくんとお月さま』『ブルドッグたんていときえたほし』『せかいいちながいゾウさんのおはな』『だれかのプレゼント』(以上文溪堂)などがある。

「2022年 『TOMONORI TANIGUCHI 絵本カレンダー2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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