王都妖奇譚 3 (プリンセスコミックス)

著者 : 岩崎陽子

• 秋田書店 (1991年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[かすごみさんの感想 · 2024年5月6日]

やっぱり彩子さまの豪胆さが印象的。普通の女御ならなにものかわからないものが近くをうろついているとわかったらその時点で陰陽師に頼るのだろうに、自分で確かめて、そして切りつけて、逃がしてしまったからと晴明にことの仔細を話している。強者すぎる。
むかし読んだときいちばん好きだった千早の君の話は三巻だったのか。案外早いな。見鬼の能を持ちながら怖がりなんて、とも思うが、幼い頃から霊感あるのに大人になってもめちゃくちゃ怖がりな人を実際に知っているので、平安の世でもそういう人はわりかし居たんだろう。

[ルゥルゥさんの感想 · 2006年12月17日]

こ…っれはもうハマりにハマりまくってましたねー、中学生の頃。