- Amazon.co.jp ・マンガ (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253093002
感想・レビュー・書評
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超能力というにはおこがましい微能力。野間さんの描くキャラは基本的に皆、いい子。鳩子が年の割に大人びているのが、逆に怖い。近い未来しか見えないとはいえ、時間軸が狂うのは精神力だけでどうにかできる能力なのだろうか。兄の存在や仲間の存在はあるにせよ。ライトだなとは思った。
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微力なチカラを持つ少年少女たちが、仲間うちだけじゃなくて社会との関わりを持つ過程を描く。…な〜んて小難しい話ではなくて、気軽に読めるライトミステリーです。
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春から高校生のつぐみには、人には言えない秘密があります。<BR>
それは、つぐみはサイコキネシス(念道力者)だということ・・・。<BR>
そんなつぐみのまわりで、奇妙な死に方をする人間が続いて、つぐみは自分でも知らないうちに力を使っているのではないか、と怯えることに・・・・・・。<BR><BR>
悩むつぐみの前に「同類」だという人間が現れ、事件を追うことに・・・・・。<BR><BR>
というわけで、超能力者仲間が、力をうまく使いながら、まわりで起こる事件を解決していう、という連作マンガでございます。<BR>
設定はSFですが、野間さんなので、やっぱりミステリー仕立てなのでした。<BR><BR>
cat’s−pawとは、訳すと「猫の手」の意味だけれど、超能力を「見えない3本目の手みやいなもの。でも、ほんのちょっとした力しか持たない自分にとっては猫の手程度」ということだそうです。<BR>
シリーズ3編の他に、白泉社から出ている『アトモスフィア』の後日談も収録されています。