ヤングブラック・ジャック (1) (ヤングチャンピオンコミックス)
- 秋田書店 (2012年5月18日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253150651
感想・レビュー・書評
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表紙などから勝手にイメージしていたのとは大分違って、原作のような人のエゴや残酷さを感じさせるしっかりしたストーリーでした。好きです。続きが早く読みたい…
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絵柄はえらく耽美になっていたが、ストーリーは思った以上に手塚先生の雰囲気を残していて、良い意味での裏切り。ブラックジャックは若ければ確かにこんな感じだったかもという、未だ道に惑う青年であります。悩み多き若人。
ともあれ、すごく迫力があって、時々斬り込まれるような気持ちになったのが良かったです。次も楽しみ。 -
ブラックジャックの学生時代のお話です。なんか黒男さん耽美になってます。巨匠の作品をリメイク、というパターンはあまり期待しないで読むことにしていますが、話はなかなかに面白く、本家ブラックジャックの性格や生き方を方向付けるエピソードが良いですね。本作の黒男さんはまだ悩み多き青年で可愛いです。
絵柄は好みが分かれるところかと。手塚先生のキャラクターらしさを残している雰囲気は好感を持っております。 -
ブラックジャックが若かりし頃のマンガがあると知り、購入。
まったく期待していなかった。だって私にとってBJはあの手塚治氏のあの作品だから。ところが、読んでみたら「ありかも」と思えた。確かに、絵には違和感はあるが、BJが若かったらこんな風に生きていたかもと思えたのだ。ときどきBLっぽいシーンが出てきて「?」な感じだけど、この先どうなののか楽しみ。 -
“「君のことは調べさせてもらったよインターンでもないただの学生なんだって?
こっちは警察に訴えてもいいんだ…
君は間違いなく医師免許は取れなくなるだろうな…
750万は払えない
…別に踏み倒す気はないんだ 50万は妥当な値段のはずだろう?
君のその腕があればこんなヤクザな真似はしなくともちゃんと稼げる医者になれるはずだ…」
「…あんたは…」
子供の命を値切るのか?
助けたいと思ったあの気持ちをウソにするのか
「…わかった…50万…いただこう」”[P.47]
原作をちゃんと消化しつつの医学生時代。
原作よりもBJ先生の色気ぱない。
骨格!
スターシステムがとても嬉しい。これがなくては。
“「だがお前は気づいた 気づいてしまった これはれっきとした人殺しだと!!」
「…違う!
この人は故郷に残してきた家族のために…病気の娘のために命を捨てる決意をした!!
心臓を失う覚悟はとうにできていたんだ!!
俺にはその気持ちがわかるだからこの手術は——…」
「間!!おまえは本心でその言葉を言っているのか?
この人が本当に命を捨てたいと思っているわけないだろう!?
自ら命を捨てたいと思うヤツなんていない!…仕方がないからだ!!
どうしようもないから命を投げ出すんだよ!!」”[P.98] -
原作の設定を消化して、現代でも説得力のある若きBJ像に転換しているのはさすが田畑脚本。時代ネタとの絡め方も楽しい。
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面白かった。ブラックジャック好きです。
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ブラックジャックがヤングだった。
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原作が手塚治虫プロダクション。
画風は現代風。
ストーリーは本家ブラックジャック風。
今後の展開が楽しみ。