しあわせは食べて寝て待て 3 (3) (秋田レディースコミックスDX)
- 秋田書店 (2022年10月14日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253160841
作品紹介・あらすじ
持病のために、週4回のパートで生計をたてている麦巻さとこ。引っ越した団地の大家・鈴さんと、”団地の便利屋“司に見守られ、じわりと元気をためているさとこは、団地の部屋の一部をレンタルルームにして貸し出したり、マイペースで新しいことにもチャレンジします。ある朝、司が大荷物でどこかへ出かけていくのを発見して、妙に行く先が気になって…。鈴さんに行く先を教えてもらい、後を追いますが…?
感想・レビュー・書評
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シリーズ3。
①②を7月に読んだあとTVで麒麟の川島さんが、紹介していたのを見た。
やっぱり、良いよね〜なんて思って待ち構えていた③を買いに本屋さんへ。
黄色い帯に麒麟川島明さん絶賛‼︎が、目立つ(^^)
今回ものゆる〜い感じで、ほっこり癒される。
麦巻さとこの空回り部分もあるけれどちょっとずつ前進している気配が感じられる。
大家の鈴さんが、ほんとうに可愛いくて好きになる。
第22話で、司くんとの会話のなか、鈴さんの優しさがよくわかる。
司くんが気をつかうことなくすんなりと家に居てくれるような気遣いが感じられることば。
〈あなたはあなた そんなので気に病むことないわよ
干し柿食べる?
自然の甘味は 気持ちをほぐしてくれるの
柿って 体を冷やすじゃない?
だからこうして 日に干したのを食べるといいんですって
あなたも しばらくここで お日様に干されたら
あんばい良くなるんじゃないかしら〉
こういうふうに喋りながら干し柿を出す姿がなんともいえず、微笑ましく感じた場面だった。
休日はおウチぐらしのレシピ付きも簡単でけっこうテキトーなのもいい。
特に⑤
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団地での話し第二弾。(ぼっち死の館の後だから) 若い人が出てるだけで、ほっとします。
90才の鈴さんが、干し柿を持ってきて
柿って体を冷やすじゃない?
だから こうして 日に干したのを食べるといいんですって
あんたも しばらくここで お日様に 干されたら あんばい良くなるんじゃないかしら
鈴さんみたいに手を差し伸べられる人って
尊敬です。
休日はおウチぐらしが好きです。
醤油麹作ろーと。青唐辛子を入れて。
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インスタグラマーさんが紹介していて、
読んでみた。
こういうほのぼのした漫画が今の気分。
お金がなくても、
古い団地住まいでご近所さんと仲良く
暮らしていけるなら、その方が幸せな気がするなぁ。
薬膳の勉強がしたくなる! -
ずっと気になっていた漫画。年末に思いきって買い、三巻まで一気読みした。
いい人しか出てこないので脳に優しい。
主人公が癒されていく過程が描かれているので、読者側も感情移入と共に気持ちが安らいでくるシステムになっている。
大家さんがとてもかわいい。強かな「老人さ」があり、茶目っ気もあって存在がかわいい。
持病(今すぐ死に直結するレベルではないが、今までの仕事には体がついていかず、週4のパートに転職し、家賃がキツいので引っ越しもして……と日常生活に支障がでるくらいではある。)のために将来に漠然とした不安がある主人公にとって、大家さんは「こういう風に年を重ねられたらいいな」という希望の象徴でもあるのだろう。
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子供のころ、じいちゃん、ばあちゃんがいた時、こういう生活に近いことしてたなぁ。
あれがいい生活だと気がつくまで、いっぱい時間を使ってきたようだ。
田舎の暮らしってよいよね。
ゆっくり、ゆっくり、生きていけばいい -
今回も毎日を丁寧に生きているさとこさんと団地のご近所さんにほっこり。
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3巻も心温まる内容。
心に刺さったセリフたち↓
「失敗が許される世の中じゃないとやっていけない」
「誰かを助けることで気が楽になる」
「おしゃべりのお返しなら交流が深まっていい」
4巻が待ち遠しい -
醤油麹を作ってみようかな。
食べるもの、食材の特性を理解するだけで、食生活が豊かになるのだろうな。
最近、脂っこいものを食べる量が減ってきた。
ハウス栽培などで、野菜の季節性がわからなくなってきているけど、勉強していくと楽しいのだろうな。 -
牡蠣ののり巻きソテーおいしそう。作ってみたい。豚の角煮もおいしいよねえ。おでんにわかめ、わが家でも人気。あの食感なんとも好き。
司さんいろいろあった人らしい。みんなそうかな。さとこさんは落ち込んだり踏み込んだりするけれど、いい塩梅で自然体なのがほんとうにすてき。そっと応援したくなる。自分を大切に。 -
202210/