酒と恋には酔って然るべき 9 (9) (秋田レディースコミックスDX)
- 秋田書店 (2022年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253160896
作品紹介・あらすじ
日本酒部のメンバーたちに名取が元カレだと誤解されていたことを知り焦る松子。それを聞いても何も言ってくれない今泉に不安になるが、交際は順調に進んで松子の故郷・福島旅行に出かけることに。そんな松子はついに今泉との結婚を意識し始めるが…!?
感想・レビュー・書評
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熱燗の入れ方すごい分かりやすい…!
とっくりが首あるのはそういう理由だったのか、なるほどなぁ
日本古来の物って合理的で美しいよね。そこが好きだ。
今泉のような人が身近にいないからかほんとにこの本、恋愛事の色気が感じ取れない…まあ甘々なものよりかは読みやすくていいんだけど。でも付き合ってるのにお互い遠慮してるように見えるのはなぜ? -
松子による渾身のぶっ込みを軽々といなす今泉は本当に難敵。受け流すどころか選択を松子にカウンターしてるものなぁ……
また、新庄達から松子と名取が付き合ってると思われていた案件、松子と名取は特別そうに見えるだなんて彼氏だったら多少の焦りを覚えてもおかしくない指摘に笑いながら「見える見える」と言えてしまう今泉って本当になんなの……!?
ただ、直後に不意打ちキスをカマしてくる辺り、一応は思う所があったのだろうか……?だったらキス後に松子放置でトイレとか行かないで欲しいものだけど(笑)
今巻は結婚を強く意識する描写がそこかしこに
そもそもの福島旅行の最終的な目的地が結婚に至る道だろうし、もはや松子と絡む事は無いけれどまだ登場する伊達だっていつかは結婚相手になり得た相手
明確なきっかけとなったのは白石の悩み相談か。彼女は既に結婚していて夫婦仲も問題ない。だからこそ新居を建てるとなればその目的は?という話になってくる
新居、人生設計、そこに至る旦那との馴れ初め。それは立場が違えこそ今泉との交際をどうしたいかと悩み始めた松子に響くもの
と、松子が結婚を焦り始めた際、あっさりと「結婚したくなりました?」と突いてくる今泉は鋭いのだけど、一瞬後にあっさり放置するとか人生の上級者でもそういう振る舞いしなくない?と言いたくなる
…その怒りをぶつけようとしたのに、日本酒を飲むと聞けば怒りが引っ込む松子もそれはそれでどうなの?となるけども(笑)
そして結婚への意気込みを高めつつ挑んだ福島旅行。まさかここで最大級のやらかしが発生するとは……
確かに今泉の愛情表現が独特のノリ過ぎて時には伝わりづらい場合だって有るけど、流石にあれは松子が今泉を信じられなかったのが原因だよなぁ…。まあでも、今泉が30代前半になる頃の自分って何歳?とかそういうの考え始めると今泉の本気度を疑うのもやむ無しとも言えるか
プライドも体裁も投げ出した直球ストレートな求婚。果たしてこれがお酒に邪魔されず今泉の心に届くのか少しワクワクしてしまうよ -
え、待って?!この場合、何が正解だったの?!
よくわからん……いや、片方だけが不正解とも限らんのか…… -
毎回酒の知識が増えるのは面白い。が、もーいい加減くっついたり離れたりして引き延ばすのはやめてほしい。買わなくなりそう。