ドカベン (14) (秋田文庫 6-14)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253170543

感想・レビュー・書評

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  • グラブでとるのではなく身体で止めるとは。
    こういうキャッチャー。
    ルール上では問題ないのは知っています
    キャッチャーが落球しても
    ストライクゾーンを通ればストライクだからね。
    でも落球してしまうと、
    次の動作に遅れるし、何より盗塁し放題。
    取れないなら止めるって話は聞いたことあるし、
    後逸するとさらに遅れると思うと
    まだ良いんだろうけど、
    いろんな方法で。

  • 高校一年神奈川秋季大会。

     鉄腕土門剛介、満を持して初登場。
     東海戦に勝利した明訓は、決勝で土門率いる横浜学院と対決する。キャッチャー谷津吾郎に弱点あるものの、重い一点を巡る攻防戦が続く。

  • おすすめ度:100点

    解説:古田敦也氏
    横浜学院の豪腕、土門、しかしその試合は壮絶そのもの。あまりの球威に、キャッチャーは骨折してしまい次々と退場してしまうのだ。
    全力を出せない土門を見かねたチームメイトは選手生命と引き換えの捕球を申し出る。遂にヴェールを脱いだ土門の剛速球の威力を目の当たりにした明訓ナイン、それぞれの胸中はいかに!?
    準決勝の相手は雲竜率いる東海高校。里中を欠く明訓は1回ごとに投手を変更する全員野球作戦に打って出る。
    2回、雲竜の打席でマウンドに立った殿馬は、超スローモーションから繰り出す超スローボールで打ち気にはやる雲竜を翻弄。しかし、このようなむちゃくちゃな作戦で果たして9回を戦い抜けるのだろうか!?
    雲竜の練った太郎を押さえ込む秘策、それはレフト方向への守備を固めた極端な守備陣形「山田シフト」であった。
    さらに太郎がアウトコースに狙いを定めたところで、雲竜は掟破りのインコースを攻める。しかし、これが太郎の左手首を直撃してしまう。
    徳川監督は里中に試合終了まで投げぬくよう指示。試合途中から降り出した雨で明日の試合は順延、里中も肩を休めることができるだろうという読みだった。里中の登場で勢いづいた明訓は東海高校を下し決勝へと勝ち進む。
    そして雨に助けられた男がもう1人、横浜学院の土門はこの雨の中、ある運命的な出会いを果たしていた。
    ついに決勝! 横浜学院の土門との対決の日がやってきた。桁外れの実力を誇る土門の前に苦戦を強いられる明訓ナイン。打席に立てば抜群の選球眼と、つまった打球ですらスタンドまで届かせるパワー。投げては鉛球のような球質の剛速球。
    さらに試合前日、土門は彼の剛球を受けることのできる捕手を得ていたのだった。
    初回、土門のバットによって奪われた1点。たかが1点、されど1点。猛打、明訓打線も土門の剛速球の前に完璧に抑えられ、ゼロ更新が続いていた。
    頼みの綱は好投を続ける里中のみ…そして迎えた土門の2打席目、打球はライトフェンスを直撃し、このままではランニングホームランだが…。
    決死のプレイで本塁を守った太郎だが、土門のスライディングで左腕を痛めてしまう。マスクを微笑に譲り、レフトに回る太郎だがそこでも決死の片手守備で里中をバックアップ。
    追いすがる明訓、4回裏の攻撃は2番殿馬からの好打順、奇妙な構えを見せる殿馬。夏の甲子園以来、影をひそめていた秘打が復活!?
    左腕から血をにじませたまま打席に入り、片手打ちを試みる太郎。「打ち上げたらおしまいだ、転がすしかない!」
    しかし、岩鬼のゲキで太郎は目覚めた。左手をつぶす覚悟の両手打ちで放った打球はセンターへと抜け…執念の土門はこの太郎捨て身の打球も左足で受け止めてしまうのだった。



  • 殿馬と岩鬼のコンビは見てて飽きないなー。

    明訓くらいに面子が揃うと、ハンデとして怪我を負わせるくらいにないんだろうな。

  • プロレス界が泣いて喜ぶ体の持ち主(笑)、吾朗ちゃんが現れ、土門も本気モード突入です。神奈川代表を決める決勝戦、復活したけれども本調子ではない里中ちゃんと、怪我しまくりの山田。先行き不安〜。そんな中、かなりひさしぶりに殿馬ちゃんが秘打・白鳥の湖をぶちかまします。

    「な、なんと遠いんだこの1点…」(by山田)。勝敗はいかに!

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