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- Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253194310
感想・レビュー・書評
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半身不随になって車椅子生活が始まった女の子の話
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階段から落ちて脊髄と腰椎を損傷し、車椅子生活となった女子高生かりんと、彼女の担当医の沖田のお話。
大富豪の令嬢のかりんは、その財力にものを言わせて強引に沖田の家を購入。
そして「1日2時間の彼の時間」までも買い取った。
両親からはお金だけを与えられ、まともな愛情表現ができないかりん。
彼女に近寄ってきた友達も、うわべだけで本当はATM扱い。
それを知ってからは、怖くて誰にも声をかけられなくなってしまう。
しかし、時折見せる沖田の優しさに触れ、彼女は少しずつ変わり始める…。
笑う、泣く、怒る…感情表現の豊かさはバリバリ健在。
誰もいない茂みで車椅子ごと転んで、感覚のない足を責めて泣くシーンはものすごくリアリティを感じる。
「好きになってほしいだけなのに、お金で無理矢理言うことをきかせることしか思いつかない。
あたし人間(ひと)として変なんだ」と気づくかりん。
それを自覚して、ちゃんと前に進み出す彼女が好きだ。
沖田は沖田で、両親が勤務先のN大と何かしら確執があったらしく、性格が変に捻じ曲がっちゃってますしねぇ。
前々作「ゴーゴーヘブン!!」ばりのイロモノブッ飛び系も健在(爆)で、オカマのショージィもいい味出してます(笑)。
今後の展開が非常に楽しみ。
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