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- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784253251129
感想・レビュー・書評
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鼠と戦う自衛隊、そして次は蟻。人間も数で群れて、大きな動物を食べてきたんだから、数で負けると、仕方ない…か?
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もう人類はおしまいだ!(結論)
『BM』の頃から絶望的状況下でのサバイバルを描き続けてきた作者だけど、相手の能力が未知数・こちら側に効果的な策がなんら無い・周囲はろくでもない奴ばかり、という絶対的な絶望的状況「せいぜいできて逃げるだけ」を描くようにシフトしつつあるように思う。そら人類も滅ぶわ!
比較してもしかたないんだろうけど、やっぱり『BM』の頃の機知で困難を打ち破るカタルシスと、ろくでもない連中がとっとと自滅してくれて醜さから目をそらしてくれるエンターテイナーぶりが懐かしくないといえば嘘になる。というか最近藤澤先生は人間の醜さ(含む顔)を描きすぎて精神衛生によくないと思います!
とはいえこの丁寧に描かれるクライシスが読んでいて面白いのもやっぱり事実。これはこれで! 確かにこういう面白さもアリだ!
「それでもきっと一縷の希望は残されている」と読者に信じさせる作風の勝利なのか、どんなに絶望的で精神衛生に悪くてもページを繰る手は止まらない。
ある意味すごくタチの悪いマンガだなあ、これ。
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