きみを死なせないための物語 7 (7) (ボニータコミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253264075

作品紹介・あらすじ

人類が地球に住めなくなった未来。長命な新人類“ネオテニイ”の一員であるアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人組はかつて“緑人症”という奇病をめぐり、ある“喪失”を経験した。16年後、大人へと成長した彼らの現在とは…? そして、きみの“物語(ストーリア)”の幕がついに開く……! その後、契約管理社会の核に触れそうになったアラタは、身に降り注ぐ火の粉を避け、天上人となる選択をする。ダフネー誘拐事件から一週間経過後、京都コクーンで超長距離高校を可能にするエンジン・VASIMRを発見したアラタたちは、4.24光年離れた恒星系「プロキシマ・ケンタウリ」への航行を計画。このコクーンと、地球に縛られた社会を捨て、遥かな宇宙へと動き出す選択をした彼らの運命は…?

感想・レビュー・書評

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  • ロケット作りに着手するネオニティたち
    アラタとターラの雪解け
    ジジは地球から離れたくないというダフネーの本能(?)から、必死に隠していた地球へ行きたいという希望をついにシーザーに明かす
    シーザーはジジと地球に降り立ち死ぬことを決意する

  • 最近何かと小バカにされがちな恋愛脳がこの物語の中だと貴重なものに思えてくる。
    「愛」は人生の彩りに欠かせないもの。
    でも何かとトラブルの元でもある。
    密閉された空間で過密に生きる人々には取扱注意ということなのだろう。
    合理性に欠いた感情だってわかっていても、あえてそれを選ぶってところにエモさがあるよね。

  • もうさぁ…嘘でしょう…って言葉が出た、やりきれないなぁ…
    どうか結末が幸せなものでありますように、と切に祈ってる

  • 最終巻だという次巻に向けて盛り上がってきました!
    タイトルはまさかシーザーの言葉だとは。ターラはとても強くなったし、アラタは愛を知って人間らしい弱さが見えて、一巻からは想像つかない展開に胸が震える

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著者プロフィール

吟鳥子:漫画家。
2005年、ウィングス(新書館)に掲載された「ある幸福な人の噺」でマンガ家デビュー。2016年から2020年にかけてミステリーボニータ(秋田書店)で発表した「きみを死なせないための物語(ストーリア)」は、「このマンガがすごい!2018」オンナ編の第7位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」の第4位、「2021年 第52回星雲賞」のコミック部門を受賞した。そのほかの作品には、「アンの世界地図~It's a small world~」など。

「2022年 『架カル空ノ音 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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