白花繚乱 ―白き少女と天才軍師― 1 (1) (プリンセス・コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253276368

作品紹介・あらすじ

時代は中国南北朝時代。

大戦が迫る中、人探しをする少女・祝英台。

そんな彼女が知り合ったのは、武芸・乗馬はからっきし、だけど戦にはめっぽう強い青年で…!?


田中芳樹×栗美あいの強力タッグで贈る中華戦国恋絵巻、堂々開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 原作田中芳樹のコミカライズ。でもタイトルの「白花繚乱」という作品は知らないぞ?何はともあれ読んでみようか。ああ『奔流』かあ、懐かしい。
    戦略戦術以外は軍人として役に立たない陳慶之。彼はヤン・ウェンリーの原型の一つなんだろうな、と思いながら読んでいた記憶。
    梁山泊と祝英台の物語は京劇かなんかで人気のある題材、というのを読んだ気がする。本棚漁って皇なつきの方を読み返してみるか。

    なんというか田中芳樹の小説のコミカライズが増えるのがただただ嬉しい。あのお父さん、結構単純(失礼)なところあるので、自分の作品を自分で存分に楽しんで、モチベーション上がるところがあります。『タイタニア』はそれで再開完結のきっかけになったとか言っていた気がする。
    『奔流』は完結している物語ですし、決してモチベが創作意欲が低いとは言いませんが、待ち続けている作品があるのです。中国歴史作品とは違うので、ここでいうことでもないんですが『灼熱の竜騎兵』の続きをお願いします。
    でも『奔流』や『残照』のようなニッチな所に焦点を当てた中国歴史小説も読みたいんだよなぁ。そういえば、韋睿も楊大眼も『中国武将列伝』で紹介していた二人でした。『奔流』も人が書かないから自分が書くしかない、のスタンスでしたか。

    陳慶之と祝英台の出会い(胡龍牙も)。敵国・魏の中山王元英と楊大眼のお披露目。
    序章なんだけど、中山王に先手を取られる梁軍。藩宝珠が奔放な女性で、彼女の艶っぽさが戦争しているという空気を忘れさせますが、最前線なんだよね舞台は。

    既刊まで大人買いしたので、続き読もうと思います。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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