- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253292870
作品紹介・あらすじ
恋人同士になってからの初デートを終えて、耕弥と愛姫の本当の付き合いが始まる!!
もうひとつの人格の珠姫と合わせて3人、ゆっくり行こうと決心するけど!
2人っきりでお弁当食べて「あーん」とか、下校際手を繋ごうとしたり、試験勉強で部屋に誘ってきたり…!
愛姫が結構グイグイ来る!!
ゆっくり行こうって決めたはずなのに!?!
幸せ飽和系ラブコメディ、幸せモリモリ第2巻!
感想・レビュー・書評
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珠姫はいつデレるか、問題はここだ…
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色々と難しい事情の愛姫を幸せにすると決めた耕弥。けど恋人を幸せにするとはつまり恋人らしい接触を増やす意味となり、必然的に珠姫が望まぬタイミングで出現する機会も増えてしまうという事であり(笑)
やっぱりよくよく考えなくても、この交際って難易度が高すぎる気がするよ?恋人らしいイベントが発生する度に耕弥とイチャつくつもりのない珠姫が現れてしまうとか、その様子は笑えるけど恋愛的にはかなりキツイよなぁ……
ただ、それによって耕弥が愛姫との交際そのものを嫌がってしまうとか、珠姫を邪険にするとか一切しないから彼に対しても、そしてこの交際に対しても好印象を抱けるようになっているのだけど
でも、それにしたって「手を繋ぎたそうだな」とそれに応えたら一瞬後に手を振り払われるとか心臓強くないとちょっとしたトラウマになりそうだ(笑)
まあ、珠姫は珠姫で耕弥の接触に戦々恐々だから仕方ないのだけど。そりゃ、手を繋いだくらいで愛姫と珠姫が入れ替わってしまうなら、将来的に「そういった場面」が訪れた時に入れ替わってしまったら目も当てられない(笑)
そういった愛姫との距離が詰まれば珠姫が出てくる状況だから、彼女のお部屋訪問なんてドキドキイベントもあっさり珠姫が出てきて何故か愛姫の可愛い姿鑑賞会になってしまうのだろうけど
ていうか、彼女の部屋を訪れてやることが勉強でもイチャイチャでもなくてそれなんだ(笑)
この厄介な事態を解決するにはそれこそ珠姫が耕弥を受け入れるくらいしか無いように思えてしまうけど、それでは愛姫を幸せにするという趣旨から外れてしまうわけだし、この先の交際はどうなってしまうのだろうね?
互いを好き合っているけど、そういった事情からあんまり進展しない耕弥と愛姫。耕弥はその人間性から関係構築を急いだりしないけど、あまり触れ合えない愛姫まで同様とは言えないわけで
雨を利用しての誘惑、デート時間確保の為の苦行。それは暴走としか呼べない行動なんだけど、この愛姫の無茶を耕弥や珠姫がフォローしているから愛らしい様子に落ち着いていると思えるし、愛姫も耕弥との距離を詰めていけるのかもしれないね