- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784254136777
作品紹介・あらすじ
量子力学の数学的構造を組み立てる素材は、ヒルベルト空間と、そのベクトルに作用する演算子(作用素ともいう)である。本書は、その素材の解説からはじめて、物理的背景を説明しながら、量子力学を数学的に組み立ててゆく。
感想・レビュー・書評
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全体的に丁寧に書かれている。
1章は復習的な内容なのでスムーズに読み進む。
2章は前著『ヒルベルト空間と量子力学』をさらに深め、広げた内容。
つまずくところは少ないが、濃密に、広範に記述されているため、学習には時間がかかる。
しばしば、伊藤の『ルベーグ積分入門』を参照しているので、事前に勉強しておくと良いだろう。
演算子の平方根や極分解など興味深い概念の拡張だった。 -
題名を見ておもしろそうだと思った。
来年の春までにこの本を読みこなすまでの
数学力をつけておこうと思う。