知るって、なに? (こども哲学)

  • 朝日出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255003795

感想・レビュー・書評

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  • オスカー・ブルニフィエの本に外れはないわ。

    宇宙が存在してるって、どうしてわかる?
    じっくり考えるのは、だいじなこと?
    なんでも知ってるほうがいい?
    勉強するには、学校へ行かなきゃだめ?
    きみの考えはきみのもの?
    想像力って、なんの役に立つ?

    世界の本質にかかわる問いは、いつまでも問いのまま存在し続ける。
    自分がどんな人間かわかった時に、そうした問いの答えを見つけられる。
    けれどそれはあらゆる人のための答えではない。自分のためだけの答えだ。
    その答えを別の人と分かち合いながら生きている。

  • ソクラテスも、孔子も「無知を知る」ということを言ってます。
    知るって、なに?
    知れば知るほど、わからない言葉ですね。
    テストで100点採ったって、丸暗記したって、大学卒業したって、何もわかっちゃいないのです。

  • 「知る」ことに対する哲学的アプローチ。
    多角的に捉える、疑問をたくさく発する。
    「そうだね、でも・・・」の積み重ねが、「つまり・・」ってことにつながる。

  • 答えが書いてあるわけではないのですが、でも何となく自分なりの答えが出てくるような気がする本。あくまでも「気がする」だけなのでモヤモヤしたものも残りますが、もしかすると哲学ってこういうものなのかもしれません。
    <クッキー>

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著者プロフィール

哲学の博士で、先生。おとなたちが哲学の研究会をひらくのをてつだったり、こどもたちが自分で哲学できる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなれるように、世界中をかけまわってがんばってる。これまでに出した本は、中高生向けのシリーズ「哲学者一年生」(ナタン社)や『おしえて先生!論理学』(スイユ社)、小学生向けのシリーズ「こども哲学」、「哲学のアイデア」、「はんたいことばで考える哲学の本」(いずれもナタン社)、「てつがくえほん」(オートルモン社)、先生たちが読む教科書『話しあいをとおして教
えること』(CRDP社)や『小学校教育における哲学の実践』(セドラップ社)などなど、たくさんあって、ぜんぶあわせると35もの国のコトバに翻訳されている。世界の哲学教育についてユネスコがまとめた報告書『哲学、自由の学校』にも論文を書いてるんだ。

「2019年 『こども哲学 暴力って、なに?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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