続仏像のひみつ

著者 :
  • 朝日出版社
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本棚登録 : 195
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255004235

感想・レビュー・書評

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  • 引き続き説明が初心者向きでわかりやすい。内容はグッとマニアック。

  • あぁ、これまた、
    なんとわかりやすいのだろう。

  • 前作がとてもよかったので、手にとってみました。

    難しい用語もカタカナになっていて、
    不思議ととっつきやすくなっています(´∀`*)

    文殊菩薩の台座の獅子
    海を渡って行く足にハスの花が咲くって
    この間読んだナルニアを思い出しました。

    着物に関する解説もよかったです。
    風が吹いている仏像、って素敵です。

  • 仏像のひみつシリーズの2冊目では、1冊目よりもマニアックな情報が満載。

    仏像の着ている服はどうなってるのか?どうやって着るのか?に数ページもかけるとか、目の付け所が面白い。

    仏像の表面を装飾する「キリカネ」という、金をほそながーく切って、その糸のようなもの1本1本を組み合わせて模様にする、気の遠くなるような精緻な技術があることを知り、東洋も西洋も、その次代の最も優れた芸術は、宗教=最もお金のあるところに集まるんだな、と思った。

    装飾が損なわれていない状態の仏像が見てみたい。

  • う~ん入門書だけど、仏像本の中では一番とっかかりやすいかも。一冊目の「仏像のひみつ」の方が面白いね。続はちょっと深入り??山本勉先生の後輩が私の先生です^^;ボソッ

  • 「仏像のひみつ」の続編。
    前作同様、イラストがかわいくてつい読んでしまう本です。
    かわいいながらも、今作は博物館やお寺の解説では聞いたことのないことも多く含まれ、かなり興味深い内容でした。
    今までかなりの確率で前を素通りしていたヒトの像はもっとしっかり見ておけばよかった!と後悔したくなるほど魅力的な解説&イラストでかかれています。東京近郊に住んでいたらこの本を持って目黒や川越の五百羅漢さんに飛んでいきたい気分です。
    仏閣巡りのお供に最高の一冊。

  • 仏像を鑑賞するときのポイントがよくわかって、正編に続きとても勉強になりました。
    目が光っている仏さまの玉眼の仕組みや、同じ金の仏さまでも、金泥、鍍金(つまりメッキ)、漆箔の違いがある、など。
    寺院や博物館に行く前に、ぜひもう一度読み返したい本です。

    [08.6.9]

  • 仏像の入門書におすすめ。1も読まねば。

  • 2008.06.21.読了。

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著者プロフィール

監修:山本勉(やまもと・つとむ)
1953年、神奈川県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。同大学院博士後期課程中退。日本彫刻史専攻。鎌倉国宝館長、半蔵門ミュージアム館長、東京国立博物館名誉館員、清泉女子大学名誉教授。
著書に『日本彫刻史基礎資料集成』鎌倉時代造像銘記篇(共編著、中央公論美術出版)、『鎌倉時代仏師列伝』(共著、吉川弘文館)、『完本 仏像のひみつ』(朝日出版社)、『日本仏像史講義』(平凡社新書)、『運慶大全』(監修、小学館)などがある。

「2024年 『みほとけの推しほとけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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