ゆるく、自由に、そして有意義に──ストレスフリー•ツイッター術
- 朝日出版社 (2010年10月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255005539
感想・レビュー・書評
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どちらかというとローテクな感じの著者が、「フォローされない!」「ネガコメこわい」などのストレスをさけてTwitterをするための心得を教えてくれます。
どっぷりTwitterにはまらず、少し離れたスタンスは、「相互フォロー」や、「Twitterでマーケティング!」などの声高のTwitter推進ではなく、自然なコミュニケーションの選択肢の一つとしてTwitterをとらえたい方向け。
フォロー数、フォロワー数を増やしたい!Twitter有名人になりたい!というガツガツした方には視点を変える一冊となるかも。
Twitterだけでなく、インターネットでのコミュニケーションを考える上でよい本だと思います。
批判コメントに対しての対応は参考になります。
1:反射的に「怒り」で対応しない
2:相手の視点をまず受け入れる
(「あなたは誤解している」ではなく、「そういう誤解を受ける可能性はありますね。」)
3:その視点が誤解から生じていることを、相手に発見させる
(「そういうとらえられ方は想定外でした。」「ご指摘ありがとうございます。」)
4:相手が謝ったら、高圧的ではなく、自分の学びの場として謙虚に対応する詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
洋書ニュースの渡辺由佳里さんが書いたツイッター本。
入門書とか指南書という位置づけではなくて、市井のいちユーザーがどういうふうにツイッターと関わってきたか教えてくれる。ちょっとしたコツとか、ある程度のマナーなんかは必要だけど、基本的に「~しなければならない」とは対極にあるのがツイッターというメディアなんだということを、自身の体験などを例に出しながらやさしく解説してくれるので、すらすらと読み進められる。なかには「あるある」な体験なんかもあったりして。
第5章「ストレスなしのツイッター」は、実際にツイッターを活用している人がおちいりやすい(かもしれない)悩みを取り上げて解決策や考え方のヒントを示してあるので、ツイッター疲れの方によいかも。ツイッター中毒のチェック項目もあって一読の価値あり。
RTで流れてくるいろんな人の立派な発言を読んでいると「自分はなんて中身のないツイートをしていることか」としょんぼりすることもあるけれど、まあそれはそれでいいのかな、と気楽に構えられるようになったかな。 -
p237
相手がだれであれ対等に敬意をもって接する
目的が何であれ、相手に押し付けない
異論や反論は私を主語に
中傷誹謗と取られる可能性がある表現を避ける
相手の視点をまず認める
正しくてもしつこく相手を論破説得しようとしない
他人の話に耳を傾ける
自分なりのコーピングを用意しておく
ツイターをする理由を自問する
退場するのもあり -
イベントで購入。Twitter本。ゆる〜く始めるために流し読みする本かなー。
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ツイッターについて、初心者にも分かりやすく解説。
「まずプロフィールとして、20ツイートしてみよう」とか、ツイッターの機能など。
さらにツイッターのすばらしい点、注意すべき点、ひいてはSNSを介してつきあう人との距離感についてや、ツイッターはあくまでも生活を豊かにする非常に有効なツールのひとつであることなどなどが、淡々と率直に述べられている。
まずは、人生ありき。SNSを介した人間関係のみならず、実生活での人との付き合い方、大人として生きるということについて、考えさせてくれた本だった。装丁もよく、良書。 -
最近、Twitterを始めてみたので読んだ本、その2。1年以上前の内容だけど、Twitter関連のへんな技術書、ビジネス書より、断然すーっと入ってきました。最初にやること、迷信と真実、ストレスの実例とかを紹介した上で、ひととしてのマナーを守りながら、時間をかけて自分なりの使い方を自由に見つけていくという視点は、なるほどなぁと勉強になりました。
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ネットの世界のちょっと気にかかるところを、分かりやすく解説してくれる。アナログ人間も安心して読める。
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洋書ファンクラブや洋書ニュースを主催している渡辺由佳里さんが、どうやって気楽に、楽しく、ツイッターを活用しているかが紹介されていた。インターネットの世界に素人(ちょっと失礼かな?)彼女だからこその庶民的感覚(?)のツイッター文化論はとても参考になった。タイトルの「ゆるく、自由に、そして有意義に」がぴったりで、ほかの固めのツイッター論とは異なる視点の本で、楽しく読めた。ただ、中間以降、著者のかなり細かい個別体験事例が事実の羅列式という感じで書かれた部分があり、中だるみしてしまいそうだったのが欠点かも。