しあわせって、なに?(こども哲学)

  • 朝日出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255011202

作品紹介・あらすじ

生きていくうえで大切な問いに、気づきはじめたきみに贈る。
シリーズ累計23万部。フランス発、世界中で翻訳された「哲学絵本」最新刊。

しあわせって、どうしてわかる?
しあわせになるのは、かんたんなこと?
なにがなんでも、しあわせになりたい?
おかねがあれば、しあわせ?
しあわせになるには、みんながひつよう?
どうして、ときどき、ふこうになるの?

この本には、しあわせって、なに?を考えるための大きな問題が6つ。
いろんな考えをあれこれ組み合わせたり、ふだんは見えていないところをのぞきこんだりしながら、
ほかのだれにもたどりつけない、きみだけの答えをさがしてみよう。

こども哲学は、自分について、人生について、世界について、
あたまいっぱいの疑問と向き合うことになったこどもたちが、
はじめの一歩をふみだすための羅針盤です。

どこかで聞いたことのある答えでお茶をにごすのではなく、
こどもと本気で語りあい、いっしょに考えてみたい。
そう願うすべてのおとなたちにも、ぜひ手にとってほしいシリーズです。

特別付録:日本版監修・重松清の書き下ろし掌篇「おまけの話」が本の最後についています。

感想・レビュー・書評

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  • 「しあわせ」を上から下から、時にはひっくり返して考えてみる。

    自分のしあわせ、人のしあわせ、今のしあわせ、未来のしあわせ、しあわせの形をした不幸、不幸の形をしたしあわせ。

    重松清さんの、おまけのはなし『しあわせって、なに?』
    →パパやぼくのことが、わからなくなってしまったおばあちゃん。
    ねえ、パパ。おばあちゃんって、いま、しあわせなのかなあ。
    …第三者として見る場合と、自分のこととして見る場合、家族としてみる場合、立場が違うとしあわせの形が違って見えるなあ。

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著者プロフィール

哲学の博士で、先生。おとなたちが哲学の研究会をひらくのをてつだったり、こどもたちが自分で哲学できる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなれるように、世界中をかけまわってがんばってる。これまでに出した本は、中高生向けのシリーズ「哲学者一年生」(ナタン社)や『おしえて先生!論理学』(スイユ社)、小学生向けのシリーズ「こども哲学」、「哲学のアイデア」、「はんたいことばで考える哲学の本」(いずれもナタン社)、「てつがくえほん」(オートルモン社)、先生たちが読む教科書『話しあいをとおして教
えること』(CRDP社)や『小学校教育における哲学の実践』(セドラップ社)などなど、たくさんあって、ぜんぶあわせると35もの国のコトバに翻訳されている。世界の哲学教育についてユネスコがまとめた報告書『哲学、自由の学校』にも論文を書いてるんだ。

「2019年 『こども哲学 暴力って、なに?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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