自分という木の育て方

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 40
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784256984628

感想・レビュー・書評

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  • 石村由起子さんのお店は何度も行ったことがあるけど、ほんとに美味しい。やさしい味がする。
    人柄が出てるんだと思う。
    60代の方なので、ちょっと古い考えのところもあるけど、自分の感性を大切にして生きているのが羨ましい。そういうふうに生きたい。

  • 作者の方を知っているわけで無く、タイトルに惹かれて読みました。
    作者の方の生き方が綴られていて、共感できる部分がともて多かったのに対して、表現の仕方、言葉の使い方などは自分の引き出しにはものばかりでした。
    だからより魅力的な文章に見えましたし、お会いしたことは無いのですが、石村さんの人柄というのが伝わってくる内容の本でした。

    自分の「暮らし」や「生き方」、「生きていく上で大切にしたいこと」について考えたい方や見直したい方、ニューノーマルと出会いたい方などにとても参考となる本だと思います。

    この本では人を木に例えてあった。種をまき→木を育て→水をやり→いらない枝と葉を切り、木陰をつくり、そして、また種をまくことが人に必要であると綴られていた。僕は特に、「いらない枝と葉を切り、木陰をつくる」STEPが肝心だと思いました。何かを捨てる時というのは何かに手を出している時、何か新しいことをスタートしようとしている時だからという理由もあるけど、自分に本当に必要なものがなんなのかを考えるその時間とそれを決めて、捨てることがこれからの自分の決意であり覚悟なのだと思うからである。僕は定期的に自分を見つめ直し、捨てる箱と捨てない箱を用意して分別したいと思った。

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著者プロフィール

生活文化コーディネーター。奈良市内でカフェや雑貨店、ギャラリー、レストランなどを営む。お店をオープンして37年。近年は、地域活性化に関わるなど仕事の幅を広げ、奈良の観光案内所やアンテナショップのプロデュースや・運営も行っている。エッセイ、レシピ本など著書も多数。

「2021年 『暮らしにいかす にっぽんの布』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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