菌とともに生きる発酵暮らし

著者 :
  • 家の光協会
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本棚登録 : 84
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259566975

作品紹介・あらすじ

ぬか漬け 自家製納豆 砂糖ゼロの発酵おやつ・・・
薬膳料理家がおくる、発酵食にあふれた毎日

神奈川県葉山・築90年の古民家で、夫婦と小学生の男の子の3人で暮らす山田奈美さん。
薬膳と昔ながらの知恵を生かし、自然に寄り添って暮らしています。
毎日のごはんは漬け物、みそ汁、納豆など、発酵食たっぷりのシンプルな和食が基本。
発酵食に含まれるさまざまな菌が腸内環境を整えて、体を丈夫にしてくれます。
山田さん一家が菌にまみれて生き生きと過ごす、日々の「発酵暮らし」をつづります。
砂糖ゼロ子育て、味覚と食育についての話や、発酵調味料におかず、砂糖を使わないおやつレシピも紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な住宅や暮らし方を写真や文章を通して感じることが出来ました。
    ただボリュームが少ないためか表現が伝わってこず「???」と感じる場面もあります。
    例えば"アミノ酸"というワードは基本的に悪いような書かれ方をしていますが、急に旨味の素になると表現されており、文章の前後で伝えたいことは分かりますが少し分かりにくく感じました。
    お子さんの「砂糖が入っているなら、お菓子が食べられない」という表現も「食べない」と表現されてないことに違和感を感じます。
    しかし、暮らし方は発酵を中心とした憧れの生活であり、そこまで徹底は出来ないかもしれませんが感心致しました。
    自分自身の暮らしにも取り入れればと思います。

  • 発酵食品を活用した食生活について書いてある。レシピが少ないので、すぐに真似て実践出来なくて残念。

  • 日々の暮らしを営む中で、忘れがちな大切なことにもう一度気づかせてくれる本。
    正直、著者のような暮らしをすべて取り入れることは難しいけど、自分にとっての「心地よい暮らし方」は人それぞれだし、いいなあと思うことを自分に合う形で真似してみて、自分の理想の暮らしに近づけたらなあと思う。
    特に子どもにとっての食の考え方は参考にしたい。
    素材そのものの味を感じられるような舌を育てること、食を通して子どもに伝えられること。
    自分がそうだったように、食の記憶は人生に大きな影響を残すと思うから、大事に考えていきたいと思った。

    忘れがちだけど、大切にしたい考え方3つ。
    『自然はどんなにこちらが忙しくても待ってはくれないですから、おのずと体を自然のリズムに合わせるしかありません。』
    『料理は「やらなきゃいけない」ものではなく、ワクワクする楽しいもの。いくらでも想像力を膨らませられるものです。気持ちしだいですから、楽しんでしまえばいいと思います。どんなシンプルな料理だってワクワクはつくれます。』
    『家庭料理でなにも凝った料理や豪華な料理を作る必要はないと思うのです。そのときの家族の体調や状況に合わせて考えられるのが家庭料理の素晴らしさで、他人ではできない醍醐味だと思います。それが一番おいしいと感じるはずですし、体が求めるものを食べることで、日々体を整えていくことができるのだと思います。』

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053968

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著者プロフィール

「食べごと研究所」主宰。「東京薬膳研究所」の武鈴子氏に師事。東洋医学や薬膳理論、食養生について学ぶ。雑誌やWEBなどで発酵食や薬膳レシピの提案や解説を行うほか、神奈川県・葉山の自宅「古家1681」にて、「和の薬膳教室」「発酵教室」などを開催。日本の食文化を継承する活動を行っている。「発酵教室」ではぬか漬け、梅干し、たくあんなどのお漬けものの作り方も取り上げ、幅広い世代に人気。著書に『少量でもおいしい 体にやさしい 季節のお漬けもの』『旬を楽しむ梅しごと 梅干しから梅酒、毎日の梅レシピまで』(家の光協会)、『ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。』(グラフィック社)などがある。

「2023年 『いつもの食材と調味料で 体が整うごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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