呼吸器ジャーナル Vol.66 No.4: 結核・非結核性抗酸菌症 エキスパートが教える 実臨床に役立つ最新知見

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  • 医学書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260028912

作品紹介・あらすじ

本邦において、古の時代、結核は国民病であった。経済、文化、戦争、地域性など、様々な背景によって姿を変え、現在でも多くの人々が影響を受けている。ロベルト・コッホが結核菌を発見して以来、多くの医学者が結核撲滅に対し努力を続け、診断、治療、予防対策を確立してきた。医学の発展の中で結核病学が果たした役割は大きい。現在、本邦では結核が減少し、臨床上「遭遇しないであろう領域」と思われていないか、不安となる。30年以上結核に携わると、頭が結核だらけとなってそのように思うのかと自省するが、「予防可能例」の患者を目にすると、また、その不安が頭をもたげてくる。一方、非結核性抗酸菌症は、第三の国民病になろうとしているかの如く、患者数が増加している。環境に生息し、環境から人への感染が日常生活の中で生じる可能性が高く、潜伏期も感染の証拠も、病巣成立の経過も明瞭ではなく、治療法はほとんどの菌種において確立していない。予防法すら確立していない。疫学や遺伝子分析では多くの論文発表がなされるようになり、非常に喜ばしい時代となった。しかし、患者から「私は治らないのですね?」と問われると、100%、「否!」と言い切れない。無力感に打ち負かされる日も多い。本特集が、医師が、結核および非結核性抗酸菌症の患者の傍らで手に取って参考になることを願っている。「この先生の書いた論文を読みたい」と望む若手臨床医のために、今まさに結核・非結核性抗酸菌症に正面から取り組んでおられる先生方にお書きいただいた。

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